間尺に合う日本株買い TOPIXマザーズ戻り高値更新 (2022.11.25)
3連騰。日経平均小陽線の引け。後場伸び悩んだ。FOMC議事要旨で12月利上げ縮小が見込まれ、24日米休場(感謝祭)のため買い戻し一巡後模様眺め。11日の戻り高値2万8329円を更新した。米PMI(購買担当者景気指数)が11月46.3と10月から1.9低下。5ヵ月連続50を下回ったのもインフレ頭打ちの兆候。しかし、エネルギーや素材安、物流費の落ち込みなど景気後退が懸念材料。24日、中国本土でコロナの新規感染者3万1444人に唖然。22年4月同2万9317人の公式発表を上回りピーク更新。ゼロコロナ堅持という。引け後、先物を見ると小動き。中国が裏ルートで対米改善を探っている模様。米中関係が「下降軌道」にあるのを反転するためで、数ヵ月準備が必要という。このほか、NYで11月破綻したFTXをきっかけに仮想通貨を見直す動きが伝えられ、一部で将来1000万ドルも考えられるという。国内に限りワールドカップ一色。ドイツに2対1逆転勝ちで持ち切り。市場にも波及した。TOPIXが1月以来の高値を更新している。5日線2万8054円を上回り25日線2万7618円との乖離率2.7%。マザーズが7ヵ月ぶり高値をつけ活気を取り戻した。IT万能の20年が終わりTOPIXとマザーズが戻り高値を更新したわけで間尺に合っている。17日米10年債と同2年債利回り格差-0.66%が40年ぶりなら18日国内CPI+3.6%も40年ぶりとあって、これから5年米国売り日本株買い序盤。意外な高値も考えられる。ブルームバーグによると、イーロン・マスク氏のツイッター事業に日本が不可欠。21年の収入のうち約13%占め、1人当たり米国に匹敵。年次報告書に掲載される唯一の国で同年23%増収という。11年3月東日本大震災発生後、地震と津波、炉心溶融が重なって通信回線を断たれツイッターに矛先が向かった。情報共有、避難所探し、安否確認、支援要請などSNSの走り。公共的な価値が評価された。あらゆる国が目指す前例として社内会議でも取り上げたという。一方、世界の時価総額ランキングトップ50に米国34社、中国5社、日本1社(トヨタ)。このうち中国トップ3がテンセント、アリババ、貴州茅台酒。1本6万円といわれる茅台酒がバブルの典型。1972年田中角栄が周恩来と乾杯した酒で20年貴州茅台酒の時価総額34兆円がトヨタ、コカ・コーラを抜き話題になった。現在も当時より上鞘にありバブルのしこりを引きずっている。中国の現状を物語るもので何も変わっていない。
日経平均先物によると、24日大証ミニ2万8400円(+0.12%)に対しラージ同、シカゴ8390円。現物より7円高い。ダウ先物3万4289ドル(+0.23%)。同95ドル高い。VIX恐怖指数20.39(-4.23%)、WTI原油先物77.75(-0.22%)。金先物1758(+0.76%)、ビットコイン円2,298,578(-0.64%)。
24日の日経平均267円高。大引け2万8383円。TOPIX2018(+24)。プライムの出来高13億1100万株、売買代金3兆3300億円。値上がり1534(値下がり248)。10年債0.240%変わらず。米10年債3.709%(-0.055)。上海総合3089(-0.25%)、香港ハンセン17,660(+0.78%)、インドNifty18,484(+1.19%)。ロシアRTS1154(+0.58%)。マザーズ796.58(+2.13%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本株買いが間尺に合っている。(了凡)