信じられない可能性 痛点に向かって動くドル高円安 (2022.10.28)
4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。上値が重い。6日の戻り高値を再び下回った。前日、ダウ半値戻し一服と述べたばかり。26日、カナダ中銀0.5%利上げを受け米10年債3.99%(-0.11%)が手掛かり。結局、2ドル高(一時336ドル高)で引けた。スリーエムやキャタピラー、JPモルガンチェースが買われる一方、マイクロソフト8%安、アルファベット(グーグルの親会社)9%安、ボーイングも9%安となり頭打ち。コアCPI(生鮮食品除く)上昇によるもので、一部インフレ対策といわれるドル高の限界。ウクライナ情勢や中国新体制いかんで有事のドル買いもある。当分、75日線2万7542円と200日線2万7197円のボックス圏という。27日入手した情報によると、外為が最大の痛点に向かって動く見通し。外から刺激を加えた時痛みだけ起こる現象で、1ドル148円が155~160円にオーバーシュートしようと、来年の今頃115~120円の円高に戻すという。日本の物価が極端に出遅れ、国内外で投資が始まった。米国で5.15ドルのビッグマックが東京で2.75ドル。OECDの調べで昨年米国労働者の平均年収7万5000ドルに対し日本3万ドル。日本買いがいつ始まるかでなく始まった。■■■(****)や■■■■(****)、世界のハイテク企業が最近大規模な投資計画を発表している。首相が滅多にないチャンスをとらえ、規制緩和、成長を通じて資産所得倍増を目指すという。円安とインフレが「ゾンビ」企業の淘汰を促しているのも事実で、10社に1社債務返済が困難になり「新しい資本主義」が生まれる余地。日本に対し海外から投資の増加が見込まれ円の需要を押し上げる。本来、円の将来を左右するのは日本の投資家。日本は世界最大の債権国だ。過去何十年にわたり投資不足になっていたが、日本企業が信頼できるビジネスを再構築すると変わる。円安が日本で最も貴重な経営資源獲得競争をひき起こした。頭脳流失が加速しており、最大の痛点に向かっている。円安になればなるほどトップクラスの人材が移動するため、リーダーは戦略見直しを迫られるわけだ。■■■(****)の新しいCEOは業務の専門性、熟達により等級を判定する賃金制度に改める見通し。戦後の年功序列が転機を迎えた。円安が転機を加速し、日本の投資家が外資と連動した場合、将来に向けて信じられない可能性があるという。首相は高橋是清元首相、バーナンキ元FRB議長、浜田宏一名誉教授など薫陶を受け継いだ。アベノミクス巻き戻しがきっかけ。来年から10年クライマックス。紆余曲折の末、日経平均を持ち上げる。
日経平均先物によると、27日大証ミニ2万7290円(-0.04%)に対しラージ同、シカゴ7265円。現物より80円安い。ダウ先物3万1971ドル(+0.34%)。同140ドル高い。VIX恐怖指数27.54(-3.23%)、WTI原油先物87.92。金先物1667(-0.09%)、ビットコイン円3,018,957(-0.56%)。
27日の日経平均86円安。大引け2万7345円。TOPIX1905(-12)。プライムの出来高10億7800万株、売買代金2兆6800億円。値上がり484(値下がり1273)。10年債0.250%変わらず。米10年債4.067%。上海総合2982(-0.55%)、香港ハンセン15,427(+0.72%)、ロシアRTS1106(+1.63%)。マザーズ747.82(-0.07%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。■■■■(****)よし。信じられない可能性が魅力だ。(了凡)