33年まで上昇サイクル 経済合理性に限界がやってくる (2022.09.09)
急反発。日経平均中陽線の引け。その後先物が安い。7日米主要3指数急伸を受けたもので、米10年債一時3.25%(前日比-0.10%)と同原油先物81ドル台(1月以来の安値)が新たな手掛かり。FRB副議長の引き締め継続が伝えられ先物の買い戻しが主因。おのずと国内に波及し3月7~9日年初来安値を叩いた売り方の踏みにつながった。10日から他言無用のブラックアウト。道理で先物が安い。20~21日のFOMCで通常3倍の0.75%利上げ。7日にカナダ中銀が翌日物誘導目標を3.25%に0.75%引き上げ。8日ECBも大幅な利上げという。円が対ドル24年ぶりならポンド同37年ぶり安値。行き過ぎた緩和で急ピッチンな利上げ・引き締めに追い込まれたドル高に問題がある。逆イールドで4%インフレをこなすのに無理があり、バブル退治なら日本の二の舞。なるほど、1990年代と逆の展開で日本株が底堅い。9日SQ、13日米CPIも事実上織り込み済み。下旬のFOMC、国葬、日中50周年を通じて「駆け込み寺」になりかねない。米国のオバマ・トランプ時代。円安になると日本に文句をつけた彼らが今なぜ黙っているのかわかる。自国民の生活が大変だからドル高にして米国債をさばき購買力を後押し。否応なく協力しているのが政府と日銀。財務相、総裁も日本国民を犠牲にして米国に逆らえない。しかし、米2年債のイールド直近3.5%。08年リーマン危機の水準まで上昇。FRBが来年利上げといわれ経済合理性に限界がやってくる。1~3月アベノミクス巻き戻しを視野に9月が中長期の転機。10月から半年持ち堪えると日経平均数年後5万円と述べた。三つ巴の新冷戦となり、日本が米国や欧州の利害を逐一肩代わり。シンガポールが中華圏の国で香港を中国が手放さないとすれば、日本がアジアの金融センターに生まれ変わる公算が大きい。その際、香港の同センターが日本に引っ越す情報もあり■■■■■■■■(****)のチャートに一日の長。25年に野村証券本店建て替えと同地区の整備完了。28年、兜神社と東証が150周年を迎えるためだ。20年に1度式年遷宮のジンクスもある。13年に「米座」から「金座」に移り、33年まで日本株の上昇サイクルが続く見通し。維新(1868)、敗戦(1945)に続き77年に1度歴史的なチャンス。アベノミクス巻き戻しから後半10年景気拡大。コロナ後、日本の製造業、インバウンド、金融ともに第3波。漁夫の利も走りに過ぎない。関係分の■■■(****)がそうだ。
日経平均先物によると、8日大証ミニ2万7735円(-0.25%)に対しラージ7740円、シカゴ7735円。現物より315円安い。ダウ先物3万1628ドル(+0.16%)。同47ドル高い。VIX恐怖指数24.94(-7.32%)、WTI原油先物82.44(+0.61%)。金先物1734(+0.38%)、ビットコイン円2,773,651(-0.20%)。
8日の日経平均634円高。大引け2万8065円。TOPIX1957(+41)。プライムの出来高12億0700万株、売買代金2兆9800億円。値上がり1703(値下がり103)。10年債0.245%変わらず。米10年債3.243%(-0.023)。上海総合3235(-0.33%)、香港ハンセン18,854(-1.00%)、ロシアRTS1245(+0.14%)。マザーズ723.83(+0.95%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、堀場(6856)■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。33年まで上昇サイクルだ。(了凡)