お伊勢参りが何より 日本の調整30年に対し世界それ以上 (2022.09.21)
3連休明け反発。日経平均小陰線の引け。5日線2万7913円を下回った。19日米主要3指数反発を受けたもので買い戻しが主因。米10年債が一時3.51%台に上昇し11年半ぶりなら、政策金利に敏感な2年債も同3.9%台後半まであり15年ぶり。逆イールドに拘らず日本時間22日未明発表されるFOMCを前にブルベアの応酬。この日、日米やスイス、英国で中銀の政策決定会合があり共倒れが関の山。ロシアの共産主義が再び行き詰まりウクライナと戦争を始めたように、欧米の資本主義も行き詰まり、短絡的な財政と金融で急場をしのごうとするもの。コロナ3年とウクライナ半年で逆回転が始まり、今秋ないし来春需給調整待ったなし。少なくとも逆イールド解消までまともに動けない。日本を含め欧米中銀の債券バブルが崩壊し、規模の上でブラックマンデー、ITバブル、サブプライム、コロナショックまで4波。現在第5波とあって規格外。4波平均ダウ54.4%安が調整の目安。コロナとウクライナで巣ごもり特需が膨らみ更新の公算が大きいという。日本の場合、90年当時のバブル4兆ドル正常化に30年かかった。今回緩和マネー計40兆ドルといわれ、事態長期化により需給ギャップ解消困難。30年どころかそれ以上かかる。米中や欧州、ロシアさえ「日本化」を嫌がっているのが現状で、来週国葬、日中50周年を通じて10月にも第2幕。世界がインフレ退治なら日本に限りアベノミクス巻き戻し。円高に転換する見込みだ。このため、中長期ドル安が予想され回りまわって日本に40兆ドル集まってくる筋書き。消去法によるもので、安心・安全・安定が先決。利上げと引き締めでがんじがらめの欧米よりマシ。内閣支持率が最低になっても動じない。東京五輪の跡始末と統一教会、国葬反対世論増など来週首脳外交で吸収できる。「失われた30年」でデフレを卒業するが、世界の大半国内分断や異常気象に見舞われ大調整入り。維新、敗戦に続き77年に1度歴史的なチャンスを迎え、アベノミクス巻き戻しから後半10年景気拡大。伊勢の遷宮ジンクスによると、13年「米の座」から「金の座」に移り23年以降10年ピッチが上がる見通し。NISA(少額投資非課税制度)や国の資産形成奨励に見合うもので今秋、来春タイムリー。お伊勢参りが何よりだ。
日経平均先物によると、20日大証ミニ2万7325円(-0.46%)に対しラージ7320円、シカゴ7330円。現物より358円安い。ダウ先物3万1008ドル(-0.35%)。同12ドル安い。VIX恐怖指数26.38(+0.30%)、WTI原油先物85.38(+0.02%)。金先物1677(-0.05%)、ビットコイン円2,762,560(-1.21%)。
20日の日経平均120円高。大引け2万7688円。TOPIX1947(+8)。プライムの出来高10億3400万株、売買代金2兆5500億円。値上がり1293(値下がり477)。10年債申さず。米10年債3.542%(+0.052)。上海総合3122(+0.22%)、香港ハンセン18,781(+1.16%)、ロシアRTS1179(-7.34%)。マザーズ727.94(-1.20%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****) 、■■■(****) 、■■■■■■■■■■■■(****) ,
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