NYダウから日経平均 コロナ後日本が活躍する時代 (2022.09.07)
5日ぶり小反発。日経平均小陰線の引け。依然底堅い。コロナ後、日本株の伸びしろが大きいためで、円安をとやかくいうよりドル高。米金利上昇と引き締めによりバブル退治の作用・反作用とみられる。今となれば30年調整した分、日本株の需給好転につながった。米中対立激化とロシアのウクライナ侵攻長期化に伴い、従来にない冷戦構造が定着し事実上戦時体制。武力のみならず経済でも譲れないところにきている。記録的な緩和マネー回収を巡るものでコロナ後を先取り。休場明け6日NY先物高が手掛かりになった。コロナを契機に日本が活躍する時代という。以前述べたインフルエンザ以外に効くアビガン。2015年ノーベル生理学医学賞の大村博士が発見した抗生物質イベルメクチン。すでに安全性を認められた薬剤で科学的に解明中だ。日本の感染者や死亡者が欧米に比較し桁違いに少なかったのも事実。そこで、結核のワクチンで知られるBCGも注目された。幼少期から予防接種を受け使われる株が優秀といわれる。BCGをパスツール大から日本に持ち帰ったのが北里柴三郎(1853~1931)と述べた。24年登場する新1000円札の顔。これを機会に日本の医薬品業界が見直される。新5000円札の津田梅子(1864~1929)が女性の活躍。新1万円札の渋沢栄一(1840~1931)も論語と算盤で産業界に公私のメリハリをつけた。日本に100年以上の老舗が3万3259社(全体の2.27%)あり、200年以上も世界の45%を占める。1000年以上7社が特筆ものだ。米国の場合、西海岸ワシントン州GAFAMと東海岸NY州ウォール街が頭打ち。世界中DX導入にシフトしているためで、20年前主力だった製造業がシャッター通り。在来48州青息吐息という。今後コロナ禍により中国やインドから移民困難といわれ、自前の若手を育てざるを得ない。20世紀の石油や食料など資源高騰による成功体験が通用しない。このため、数年後5Gが市場を一新し、NYダウから日経平均に主役が変わるという。米中や欧州、ロシアも既得権を失うまいと徹底抗戦。22、23年正念場を迎えた。ありったけ余力を投入し来年1~3月決定的な場面が見込まれる。日本は漁夫の利にとどまり短期マイナスでも中長期プラス。歯を食いしばって乗り切る場面だ。日本製ドローンの将来性を巡り、■■■■(****)の下値鍛錬に見どころがある。22年から上昇運に入った。
日経平均先物によると、6日大証ミニ2万7710円(+0.40%)に対しラージ同、シカゴ7715円。現物より88円高い。ダウ先物3万1545ドル(+0.74%)。同227ドル高い。VIX恐怖指数25.52(-0.16%)、WTI原油先物86.30(-0.66%)。金先物1722(+0.02%)、ビットコイン円2,822,528(+1.58%)。
6日の日経平均6円高。大引け2万7626円。TOPIX1926(-2)。プライムの出来高8億5000万株、売買代金2兆1200億円。値上がり883(値下がり850)。10年債0.235%(+0.005)。米10年債3.253%(+0.056)。上海総合3243(+1.36%)、香港ハンセン19,202(-0.12%)、ロシアRTS1282(-0.40%)、マザーズ731.48(+0.42%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。日経平均6円高でも含蓄がある。(了凡)