弱もち合いの中に光明 失われた30年分利子もつく見通し (2022.08.25)
半年ぶり5日連続安。日経平均小陰線の引け。弱もち合いだ。ジャクソンホールのほか、米PMI総合45.0(8月)や同新築住宅販売29%減(7月)など織り込み、前日ダウ154ドル安が主因。米10年債一時3.07%もあり割高という。25日小陰線を引くと「三羽烏」の売りサイン。25日線2万8181円との乖離が0.4%(15日4.76%)になり下値の目安。プライムの値上がり1005(値下がり734)にのぼった。引け後先物を見ると小戻している。24日、首相が次世代原発の開発・建設を表明。来夏以降17基再稼働も伝えられ関連銘柄が戻した。ウォール街の「過剰需要一服」と訳が違う。逐一製造業の復活が見込まれ国内回帰。来年1~3月アベノミクス巻き戻しを通じて円高に振れ、失われた30年を取り戻すきっかけになる。24年新札発行と25年「ウーブンシティ」オープンを加味すると30年分利子もつく見通し。コロナ禍、米中バブル崩壊とロシアのウクライナ侵攻に動揺した緩和マネーの受け皿によるもの。24、25年に日経平均4万円をつけると独歩高。中長期5、10万円。一部30万円説も流れている。昨年10月、テスラの時価総額が1兆ドルを突破し■■■■■■(****)の約4倍。世界的なEVシフトと持て囃したが、21年の世界販売93万台にとどまり■■■■■■(****)(1094万台)の8.5%。30年に3分の1ないし半分EVといわれ、■■■■■■(****)倒産説も伝えられたものの、その後高値から半値に暴落し依然割高。現在、テスラのPER連結158倍に対し■■■■■■(****)同12倍。バッテリーとコンピュータ、車体があれば自動運転可能でエンジンやギアボックス、ドライブシャフトなど無用。部品点数10分の1という。雇用の概念を一掃するもので革命に違いない。しかし、割高な上インフラが不十分で30年に3分の1どころか10分の1も困難。世界中踊り場に置かれ、中産階級が存亡の危機にあるためだ。一時的に1%の金持ちがその他99%を支配してもしっぺ返し。反動が遥かに大きい。■■■■■■(****)が「ウーブンシティ」を口火に次世代の可能性に挑戦。戦後の成功体験をなげうってありったけ経営資源を投入し始めた。日本の製造業を代表するものでNTTはじめサービス業も一蓮托生。モノづくり、電池でも世界を圧倒する見通し。37年(設立100年)が最大の節目。当面連結最高益更新が見込まれ、25年から10年で次世代の初動がわかる。ひところコンピュータの巨人といわれたIBMがGAFAMに席巻され、■■■■■■(****)も轍を踏むといわれるものの、国内外人材を集め改良、改善に明け暮れている。そもそも日本人がコンピュータを開発し、IBMやGAFAMも後塵を拝したという。
日経平均先物によると、24日大証ミニ2万8340円(+0.07%)に対しラージ同、シカゴ8325円。現物より17円高い。ダウ先物3万2905ドル(+0.01%)。同5ドル安い。VIX恐怖指数24.02(+0.92%)、WTI原油先物94.52(+0.83%)。金先物1755(-0.33%)、ビットコイン円2,935,509(-0.32%)。
24日の日経平均139円安。大引け2万8313円。TOPIX1967(-4)。プライムの出来高10億2200万株、売買代金2兆2900億円。10年債0.220%(+0.005)。米10年債3.053%(+0.002)。上海総合3215(-1.86%)、香港ハンセン19,268(-1.20%)、ロシアRTS1183(-0.59%)。マザーズ指数の引け735.16(+0.30%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)。■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。弱もち合いの中に光明が見える。(了凡)