もち合い圏の鍔迫り合い 日本の株価約40年上昇し23年調整 (2022.07.26)
週明け8日ぶり反落。日経平均十字足の引け。上げ一服だ。前週末米主要3指数反落を受け買い戻し一巡。26~27日FOMC、翌日米GDP(4~6月)、主要企業決算発表待ち。引け後、先物が居直っている。値上がり指数を見ると、小麦先物CBOT3.66%、コーン先物CBOT1.97%、米10年債1.26%。値下がり同、イーサリアム円3.63%、リップル円2.99%、ビットコイン円2.20%。もち合い圏の鍔迫り合いだ。日経平均が200日線2万7588円を上回っている。前日、アベノミクス巻き戻し。米中バブル崩壊、ベアラリー正念場と述べた。7~9月のほか10~12月、来年1~3月加味したもので8月15日を目安に次のステップ。ハードランディングも念頭にある。世界中が米中バブル崩壊の影響を受けるためで、日本の株価が約40年上昇と23年調整からなっており、今回も救世主の役割を果たすという。1878年東京株式取引所開設と1949年東証再開が相当し、ともに40年後天井打ち。指数が前者297倍、後者225倍に化けた。1989年12月バブル最高値から23年7ヵ月続いた調整が一巡。2013年7月東証と大証が統合され、約40年後の2053年まで上昇トレンド。百歩譲り底値から20~25倍見積もっても日経平均約30万円になるわけだ。日本株の反転が始まった2013年から14年かけてウクライナ危機勃発。東西新冷戦といわれ解決まで40年。米ソ冷戦が大西洋なら米中新冷戦太平洋を巡る対立。日本が重要なポジションを占める。中国が成熟して旨味を失った上、ことごとく米国と対立しグローバル資本が日本に流れてくる。香港が中国に吸収され、アジアの金融ハブを担うことができず、シンガポールと日本いずれか後継者。日本のバブル崩壊が米ソ冷戦の終結にあり、今回もウクライナ危機勃発から40年後の2053年新冷戦終結に向かって3度目のバブル到来。23年調整した製造業中心に日本の復活が見込まれるという。グローバル資本が日本にやってきて事業再構築。円高で仕込みを完了し中長期1ドル360円で世界中に日本の製品が流れる。インバウンドも再燃しそうだ。ないものねだりに違いないが、米中バブル崩壊を通じて対立激化。否応なく日本のビジネスが急増する見通し。若林氏による1ドル65円でデフレ一掃後、世界的な資産インフレが予想され、日経平均4万どころか30万円。30年後のことだ。7~9月、10~2月、来年1~3月次第。日本に縁のあるトルコ人(42)が分析したもので興味深い。
日経平均先物によると、25日大証ミニ2万7780円(+0.31%)に対しラージ同、シカゴ円建て7790円。現物より91円高い。ダウ先物3万2045ドル(+0.53%)。同146ドル高い。VIX恐怖指数23.71(+2.60%)、WTI原油先物95.80(+1.16%)。金先物1726(-0.08%)。ポジション調整とみられる。
25日の日経平均215円安。大引け2万7699円。TOPIX1943(-12)。プライムの出来高8億2300万株、売買代金2兆0600億円。値上がり672(値下がり1088)。10年債0.200%(-0.015)。米10年債2.802%(+0.044)。上海総合3250(-0.60%)、香港ハンセン20,562(-0.22%)、ロシアRTS1158(-0.21%)。マザーズ指数の引け698.93(-1.94%)。値上がり率ランニングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。もち合い圏の鍔迫り合いだ。(了凡)