自ら活路をひらく時 05~09年に匹敵する20~24年の日本株 (2022.06.27)
前週末続伸。日経平均中陽線の引け。戻り途上だ。24日ダウ823ドル高(23日194ドル高)に追随し後場一段高。引け後、先物が軒並み高い。利上げ加速に伴う米10年債金利3.1%台前半で一服。買い戻しが目立つ。アマゾンのチャートが転機を迎え、米国の消費を左右するだけに悩ましい。6月の消費者態度指数が50.0(5月58.4)に下振れ。7、9月もFOMCで0.75%利上げの見方があるためだ。5日移動平均線2万6166円を4日連続上回り、75日線2万6830円が視野に入った。9日2万8390円を戻り高値に20日安値2万5520円の半値戻し2万7000円に相当する。24日IMFが22年の米成長率2.9%(4月当時3.7%)、23年も1.7%(従来2.3%)に下方修正し景気後退回避がせいぜい。膠着状態のウクライナ情勢を加味すると、27日から7月1日の配当支払い(約3兆2000億円)再投資が買い材料。昨年と同様8月に地政学的ネタが流れ始め、今秋中東動乱と軌を一に80年周期の呪縛。ネオコンの連中、グレート・リセット(世界再構築)に持ち込む意向だ。人口動態と連動するもので、主要国も生産年齢人口(15~64歳)が減少中。稼ぎが落ち込む中で成長を維持するため、コロナがなくても借金まみれ。返す当てのないまま利上げに追い込まれた。2020年代、後始末を巡り相場が乱高下する時代という。20~24年の日本株が05~09年に並ぶもので、23~24年、08~09年(リーマン危機)に匹敵する旨既に述べた。当時、海外から大量に借リ入れた新興国が物価上昇とインフレに耐えられずドル建て債務不能になった「アジア通貨危機」の再来。ダウ2万ドル割れ、日経平均1万6000円に見合うもの。パートⅡで1ドル130円台の円安が65円台の円高にひっくり返るという。まさに幕末動乱期が世界に伝播し、2020年代の10年国境を超えた共振に見舞われる。日米の株が異なる理由で高騰し5年以内に超インフレとも述べた。80周年の呪縛、ネオコンの術中にはまるか。自ら活路をひらくか。これから1年正念場という。1930年型のデフレでなく財政破綻によるインフレが主因。株価に長期金利連動。24日、関係分の■■■■■■(****)が黄金分割による底値4090円を覗いた。同日引け後、■■■■■■■(****)も事業計画と成長可能性事項を発表。市場や社会に還元する時がきた。
日経平均先物によると、直近の大証ミニ2万6840円(+1.36%)に対しラージ6830円、シカゴ円建て6835円。現物より343円高い。ダウ先物3万1478(+2.63%)。同23ドル安い。VIX恐怖指数27.23(-6.27%)、WTI原油先物107.06(+2.68%)。金先物1828(-0.09%)、ビットコイン円2,898,000(+0.88%)。アマゾンはドットコムバブル、同崩壊を受けて登場した。■■■■■■(****)も生まれ変わる。
24日の日経平均320円高。大引け2万6491円。TOPIX1866(+14)。プライムの出来高12億4400万株、売買代金2兆9500億円、値上がり1336(値下がり446)。10年債0.220%(-0.010)。米10年債3.134%(+0.043%)。上海総合3349(+0.89%)、香港ハンセン21,719(+2.09%)、ロシアRTS1414(-0.10%)。マザーズ指数の引け671.67(+5.66%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。自ら活路をひらく時だ。(了凡)