流れが日本に来ている 9日から将来を左右する場面に (2022.05.11)
続落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。9日米主要3指数続落に伴う持ち高調整一巡。上海総合反発も手掛かり。目先あく抜けした。3、4日FOMCを前半のヤマ場に3年半ぶり米10年債3.2%。9日ロシアの戦勝記念日で軍事作戦正当化が伝えられ手詰まり。一時円高に振れ小戻した。米国で追い証が発生しドルの現金需要旺盛。円安抜きに語れない。株をはじめ債券、原油、金、ビットコインまで軒並み安。安保、経済、エネルギーなどパラダイムシフト待ったなしだ。同日米大統領が武器貸与法に署名し、ロシア関連情報のメディアリークを停止。「6月にロシアがなくなる」という。米国が上空から逐一ロシア軍の動きを把握しウクライナに流しているもので、来月ロシア軍の兵站確保が困難になり、西側の最新兵器で固めたウクライナ軍の攻勢が始まる見通し。最新ドローン「フェニックス・ゴースト」(対戦車自爆無人機)が目玉。滞空6時間といわれ高精度。ロシア軍が恐れている模様だ。4月13日旗艦モスクワ轟沈を口火に実戦配備。ロシアは旧ソ連装備のまま「ドンバス総攻撃」で惨敗といわれる。政治の利害が経済合理性を圧倒しており、6月セル・イン・メイ第2幕も考えられ予断を許さない。受け売りだが、孤立し弱体化したロシアが米国と対峙する中国にとって負担となり切られる。中国も西側に対し劣勢に立たされる。日本はウクライナ危機により自衛力増強に傾き、自衛隊を憲法違反とした共産党も是認の意向。4~6月、7~9月も緊迫した場面が続き今秋本格化。前半のヤマ場で泣き言をいっても始まらない。これから5年日米逆転。日経平均最高値更新が見込まれる。■■■■(****)のほか■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など経済安保を念頭に国内生産引き上げに着手。6月から外国人の入国再開に伴いインバウンド需要再燃。3大都市圏に地方もシャッター通りが動き出す見込み。内閣府によると、日本のデフレギャップGDPの3.1%(2021年10~12月)。年換算17兆円といわれ、バブル崩壊から30年調整しても需給が締まらない。その分円安が尾を引いており、数年後円高に反転するきっかけができた。米国が大盤振る舞いでバブルを半年以上持ち越した分反動もきつい。6月のFOMCで0.75%利上げや量的引き締め年約130兆円など自殺行為。傍迷惑な話だ。若林氏によると、日柄と値幅を黄金分割で計算し25年1ドル65円。日米の株価が1990年代と真逆になる。9日から日本の将来を左右する場面になった。
日経平均先物によると、10日大証ミニ2万6140円(-0.46%)に対しラージ同、シカゴ円建て6135円。現物より132円安い。ダウ先物3万2371ドル。同125ドル高い。VIX恐怖指数33.96(+12.49%)、WTI原油先物102.42(-0.65%)。金先物1862(+0.19%)、ビットコイン円4,143,975(+4.80%)。驚くほどでない。
10日の日経平均152円安。大引け2万6167円。TOPIX1862(-16)。プライムの出来高13億7200万株、売買代金3兆2300億円。値上がり704(値下がり1062)。10年債0.245%変わらず。米10年債3.009%(-0.025)。上海総合3035(+1.06%)、香港ハンセン19,633(-1.84%)。マザーズ指数の引け654.52(+0.31%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。流れが日本に来ている。(了凡)