糸口みえた日本の復活 これから5年米国売り日本買い (2022.04.27)
3日ぶり反発。日経平均小陰線の引け。買い一巡後伸び悩んだ。25日ダウ238ドル高(一時488ドル安)を受け自律反発。米10年債2.76%(-0.14%)を手掛かりにハイテクやナスダックが戻した。「セル・イン・メイ」の走りという。1992年以来、米中間選の年に限ってS&P500種が平均3.4%下落。5~10月の平均リターンが11~翌年4月を下回り、生活必需品やヘルスケアなどディフェンシブ関連人気化。恐怖指数20を超える日が多いそうだ。逆に、西暦「2のつく年に買うと報われる」データもあり、AIやアルゴ取引で及ばないところがミソ。前日「みえた日本復活の糸口」(ピーター・タスカ氏)につながるもので、■■■■(****)の国内生産引き上げが一例。バブル崩壊30年、コロナ、ウクライナ情勢を踏まえ日本企業の海外生産ピークアウト。5月9日(ロシア戦勝記念日)以降、国内シフトが進むとみられる。紆余曲折の末、ロシアとウクライナの停戦合意が実現すればインバウンド需要も再燃。円安だけに弾みがつきそうだ。セル・イン・メイを念頭に日本が世界の「駆け込み寺」。米欧や中ロから流れ出した緩和マネーが一時しのぎに滞留し、従来の景気循環にない時ならぬ株高。理外の理に値するものだ。1年後、東証の市場区分修正を促し日経平均4万円の地ならし。若林栄四氏による「米国株長き宴の終わり」を引き継ぎ、これから5年米国売り日本買い。ハイパーインフレと無縁の日本が異色。2022年3月、アベノミクスが巻き戻しに入る日柄に到達したという。25年、円安・インフレに進むことで日本に僥倖な投資元年がやってくる旨のあらすじ。360円をピークに円安が終わるか問いかける。コロナに続きウクライナ情勢を網羅するもので、バブルによる成功体験で一敗地にまみれた■■■■■(****)や■■(****)、■■■■■■(****)。■■■■■■(****)に■■■■■(****)など製造業挙げて国内生産比率引き上げに舵を切る公算が大きい。雇用が増え賃金も上がりシャッター通りに活気が戻る。税収増に国や地方も潤うわけで株に足を向けて寝られない。今後デジタル化、DX導入が成功すると日経平均10万円も夢でなくなる。むしろ、コロナとウクライナ情勢で反転の糸口をつかんだ。日本が太平洋戦争に完敗。長崎と広島で原爆投下を受け無条件降伏。東京裁判で徹底的な制裁を受けたゆえのこと。5月9日風向きが変わり、1年後天の裁きによるものだ。
日経平均先物によると、26日大証ミニ2万6520円(-0.49%)に対しラージ同、シカゴ円建て同。現物より180円安い。ダウ先物3万3836ドル(-0.38%)。同213ドル安い。VIX恐怖指数27.69(-1.84%)、WTI原油先物99.66(+1.14%)。金先物1905(+0.49%)、ビットコイン円5,168,289(+0.01%)。ポジション調整とみられる。
26日の日経平均109円高。大引け2万6700円。TOPIX1878(+1)。プライムの出来高10億3400万株、売買代金2兆5800億円。値上がり1105(値下がり659)。10年債0.230%(-0.015。米10年債2.786%(-0.038)。上海総合2886(-1.44%)、香港ハンセン19,934(-0.33%)、ロシアRTS982(+4.37%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本復活の糸口がみえた。(了凡)