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軍事脅威が高まる場面 安住できず変わらざるを得ない (2022.04.21)

 続伸。日経平均短陽線の引け。事実上、十字足だ。米主要3指数急反発を受け主力中心に確り。持ち高調整売りに伸び悩んだ。引け後、上海総合3151(-1.35%)、香港ハンセン20,994(-0.40%)、ロシアRTS947(+1.70%)にも明らか。ロシアのウクライナ侵攻から経済合理性が後退し、5月9日にかけて軍事脅威が最も高まる場面。18日からドンバスを口火に双方総力戦が始まった。直近米10年債一時2.98%、20年ぶり1ドル129円台の円安、来週から企業の決算発表本格化を控え正念場。あと2週余りで大勢が判明し目を離せない。ウクライナ軍がキーウでロシア軍を撃退した際、放置された一部が戦勝記念パレードに着用するロシア兵の制服とわかり、プーチン氏がウクライナ侵攻を通じて積年のロシア帝国再現に腐心。当初の計画と逆の結果になり焦っているのがよくわかる。否が応でも「勝利宣言」に持ち込むとみられ一喜一憂。勝ったところで何も解決しない。ホロスコープによると、今秋米中交え第2幕。収束に3年という。「第3次大戦」に匹敵するもので、77年続いた戦後が終わり新しい時代が始まるという。プーチン氏にとって核戦争も辞さず不退転の決意。これに対し、バイデン氏は昨年8月アフガン撤退から間接関与。もっぱら英国が吠えている印象。情報も西側の肩を持つものが多く、ロシアの大本営発表を笑えない。しかし、英米特殊部隊がウクライナに入り全面支援。どちらが「勝利宣言」しても禍根が残る。このため、5月9日過ぎ長期化の公算が大きい。膠着状態が続くとみられ、経済をどう回すか世界中やり繰り算段。戦争特需の穴埋めに追われる。万一ロシアが6月になくなると致命的。混乱に拍車がかかり収拾がつかない。そこで、過去最高の収益力といわれる■■■■(****)を見つけた。こらから2週余り急場しのぎに打ってつけ。われわれも安住できず変わらざるを得ない。フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請が数週内に繰り上がり、ロシアの軍事脅威が一段と高まるだけに現状維持で収まらない。フィンランドは1917年ロシアから独立。第2次大戦でロシアと2度やり合い領土の一部を取られた。ロシアとの国境1300キロといわれる。スウェーデンの場合、200年戦争なし。ともに女性首相で前者(36)、後者(54)揃って特筆ものだ。
 日経平均先物によると、20日大証ミニ2万7320円(+0.52%)に対しラージ同、シカゴ円建て7325円。現物より107円高い。ダウ先物3万4980ドル(+0.40%)。同69ドル高い。VIX恐怖指数20.11(-9.38%)、WTI原油先物103.29(+1.02%)。金先物1951(-0.37%)、ビットコイン円5,398,258(+0.61%)。比較的確りだ。
 20日の日経平均232円高。大引け2万7217円。TOPIX1915(+19)。プライムの出来高11億4600万株、売買代金2兆6900億円。値上がり1267(値下がり521)。10年債0.250%(+0.010)。米10年債2.882%(-0.058)。マザーズ指数の引け728.51(-2.13%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。ドストエフスキーやトルストイ、チェーホフもロシアに違いない。(了凡)