アク抜けしないツケ 4~6月デイフェンシブ関連最右翼 (2022.04.08)
続落。日経平均小陰線の引け。後場小戻した。6日米主要3指数反落によるもので、FOMC議事録要旨の5月以降950億ドル(約12兆円)資産圧縮が主因。先物に買い戻しが入らずアク抜けしない。FRBが3月16日のFOMCで利上げを表明し逆イールド定着。2年先景気後退を織り込みながらS&P500種上昇。3月8日から4月4日まで10%に達し違和感があった。S&Pが機関投資家の主力だけに株安を固辞。うやむやにしたツケとみられる。前回(2017~19年)、月100億ドルでスタート。じわじわ500億ドルに引き上げたのにひきかえ様変わり。量的引き締めが金利上昇を促しインフレにWでブレーキがかかる仕組み。ロシアのウクライナ侵攻を加味し金利0.5%から0.25%なった。4日期限のドル建てロシア債もちぐはぐで、ロシアがルーブル元利払いを譲らず、米政府もドル建て決済を拒み棚上げ。米財務長官が20日G20 にロシア参加なら欠席と伝えられ事態長期化。今後、当事者のほか世界中消耗戦に明け暮れる見通し。プーチン氏の構想が帝政ロシア(1721~1917)の巻き戻しでつき合っていられない。米国も日本の長崎と広島に原爆を投下し非戦闘員が30万人犠牲になった経緯を甘く見ている。制裁一辺倒に限界。双方平行線のまま共倒れ。日本は±漁夫の利にとどまるのが落ちだ。ドイツをはじめEUが資源エネルギーをあれほどロシアに依存しながら手を切るわけがない。依然戦争屋が跋扈する既得権を残している。ホロスコープによると今秋本格化。危機収束に3年と述べた。市場にとって21~22年が10年先の初動。9~10月に次の幕が上がる。正論や解にこだわると何も得られない。市場が事態長期化の影響を探り、時宣にかなった銘柄を見つけ出すわけで、7日賑わった医薬品や食品、肥料などディフェンシブ関連が最右翼。関係分の■■■■(****)に中長期妙味。テンバガー途上と考えられる。「オプジーボ」で一皮むけた■■■■■■(****)に匹敵するもので、半値ないし全値戻しを視野に悪目買い。100株単位で取得できるし認知症予防に打ってつけ。製造承認となれば世界初で兆単位の医療費負担改善につながる。
日経平均先物によると、7日大証ミニ2万7080円(+0.67%)に対しラージ7070円、シカゴ円建て同。現物より181円高い。ダウ先物3万4386ドル(-0.04%)。同111ドル安い。VIX恐怖指数21.99(+4.56%)、WTI原油先物98.53(+2.39%)。金先物1931(+0.42%)、ビットコイン円5,433,420(+1.71%)。しっくりこない。
7日の日経平均461円安。大引け2万6888円。TOPIX1892(-30)。プライムの出来高11億8800万株、売買代金2兆8600億円。値上がり173(値下がり1630)。10年債0.230%(-0.005)。米10年債2.605%(+0.013%)。上海総合3236(-1.42%)、香港ハンセン21,808(-1.23%)。マザーズ指数の引け789.16(-4.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。4~6月ディフェンシブ関連が最右翼。7日、日銀の審議委員がデフレ脱却に円高の方が困ると述べた。(了凡)