アップデート始まる 逆イールドとウクライナ巻き戻し (2022.04.07)
3日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。下値模索だ。前日5日線に続き75日線2万7425円、一目均衡表の雲上限2万7581円を下回ったため。昨年10月に似てきた。ともに外資の先物売りが主因。事前の先物買いに見合うもので国内勢小動き。米株安や地政学リスク再燃に追い込まれた。5日ダウ3万4641ドル(-0.80%)に対し先物3万4433ドル(-0.34%)。現物より205ドル安い。米10年債が時間外2.6%台をつけ、国内も0.235%と日銀上限の0.25 %に迫り踊り場。2年債がマイナス圏のままだ。6日FOMC議事録公表を前に5月利上げ、引き締めの逆風にさらされた。ロシア追加制裁も取り沙汰され、10日仏大統領選が新たな関門。マクロン氏が当選してもロシアの禁輸措置に対抗できず制裁一辺倒に限界。双方譲らず長期化の公算が大きい。ロイターによると、EUのロシア産原油シェア3割。天然ガス4割超で経済活動や国民生活の生命線。禁輸なら忽ちお手上げだ。このため、石炭禁輸が現実的という。SWIFT(国際銀行間通信協会)のアクセス遮断もロシア最大のズベルバンク抜き。ドイツの反対によるもので、規模の小さい7行が対象。何かにつけて決め手に欠ける。戦争屋が跋扈する既得権を残しているわけだ。ホロスコープによると、ウクライナ危機収束に3年。今秋本格化という。長期化に伴い東西分断、共倒れが見込まれる。米国の逆イールドが2年先の景気後退を織り込む中で我慢比べ。停戦協議に進展なく事態長期化の影響を探る動きだ。受け売りだが、5日CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場でロシア債の保証コストが上昇。5年以内にデフォルトの確率87.7%といわれる。3年後、IMFがドルに代わる基軸通貨を発表する見通しでシーソーゲーム。日本はこの間持ち堪えているだけで指折りのポジション。利上げや引き締めに馴染まずウクライナ情勢にも中立。■■■■■■(****)と同様ハイブリッドな体質で30年デフレをしのいだ。アナログとデジタルなら両生類のように適応。世界中人口減と高齢化が進む中でユニークな存在。おのずと出番がやってくる。安心、安全、安定のベクトルが唯一DNAに受け継がれた。海洋国家で植民地にならなかったのが幸い。最近、海洋資源開発で頭角を現した。茨城沖や島根沖、種子島沖。さらに、紀伊半島沖にも海洋開発のうねり。■■■■■■(****)、■■■■(****)が出番待ちだ。
日経平均先物によると、6日大証ミニ2万7200円(-0.84%)に対しラージ同、シカゴ円建て7215円(-1.11%)。現物より135円安い。VIX恐怖指数22.82(+22.89%)、WTI原油先物103.31(+1.32%)。金先物1918(-0.47%)、ビットコイン円5,555,018(-1.37%)。腰が引けたままだ。
6日の日経平均437円安。大引け2万7350円。TOPIX1922(-26)。プライム出来高11億7400万株、売買代金2兆7900億円。値上がり259(値下がり1545)。10年債0.235%(+0.025)。米10年債2.639%(+0.085)。上海総合3283(+0.02%)、香港ハンセン22,080(-1.87%)。マザーズ指数の引け824.35(-2.10%)。■■■■■■■(****)がしつこい動きだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など意外に多い。逆イールドとウクライナ前世紀の巻き戻し。アップデートが始まる。(了凡)