5月27日が次の目安 2年先の景気後退織り込み株頼み (2022.04.05)
週明け反発。日経平均小陽線の引け。小動きだ。東証新区分織り込み済み。先物横ばいとなり手掛かり難。5日線2万7900万円に200日線2万8243円も下回った。プライムの出来高10億0900万株、売買代金2兆1800億円。値上がり1227(値下がり545)。つかみどころがない。ロシアが4日満期国債14.5億ドル買い戻し、残りの償還が不明なためだ。ブルームバーグによると、米国の制裁免除が延長されず債権者に支払いがないと1918年以来外貨建て債のデフォルトにさらされ、5月27日(2026年と36年償還債のクーポン支払期限)が次の目安という。6日FOMC議事録(3月15~16日分)も無視できず、年内米政策金利の中央値2%、3%説もある。半面、ロシア・ウクライナ停戦協議が難航し事態長期化の影響を探っているのも事実。4~6月を踊り場に、7~9月期本格化と述べた。米国が逆イールドで2年先の景気後退を織り込みながら株頼み。現金と債券の実質利回りがマイナスとなり、ファンダメンタルズが悪化しても株と手を切れないという。国内も似たような場味。おかげで関係分の■■■■■■■(****)が73円高値引け。冬眠から覚めた。子会社が8億円受注したゲノムシーケンサの顚末によるもので、手付金ならロングラン。横にはった分立つと大きい。■■■■(****)も1日底入れ。買い下がりだ。逆イールドやロシア・ウクライナ情勢と無縁の存在。高齢化社会到来によるもので、国内の認知症患者1000万人(2050年)に対し医療費年約12兆円。発症と進行を妨げるだけで兆単位の負担吸収につながる。国内で製造承認されると海外勢が困る事情もあり面白い。さらに、■■■■■■(****)が高値引け。子会社のビットコインよりブロックチェーンが魅力的。■■■■(****)の後押しも支援材料だ。第3波とみられる。ヒトゲノム、認知症、ブロックチェーンともに成功体験のない次世代の技術。PBRやPER及ばずスケールが大きい。バブル崩壊から30年、ウクライナ危機収束に3年とあってホロスコープを侮れない。停戦しても問題解決に程遠く当事者能力なし。東西分断が共倒れにつながる。4~5月我慢比べと述べた。逆イールドとウクライナ承知の上。一線を画す理外の理というわけだ。
日経平均先物によると、4日大証ミニ2万7745円(-0.16%)に対しラージ7750円、シカゴ円建て7775円。現物より39円高い。ダウ先物3万4725ドル(+0.02%)。同93ドル安い。VIX恐怖指数20.28(-1.36%)、WTI原油先物101.12(+1.86%)。金先物1932(+0.47%)、ビットコイン円5,671,310(-0.41%)。大筋もみ合いだ。
4日の日経平均70円高。大引け2万7736円。TOPIX1953(+9)。10年債0.205%(-0.010)。米10年債2.391%(+0.004%)。上海総合3282(+0.94%)、香港ハンセン22,502(+2.10%)。マザーズ指数の引け820.17(+3.40%)。明らかに反転した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)など。3年後、ドルに代わる新通貨登場という。ウクライナ危機収束に3年といわれピントきた。5月27日が次の目安だ。(了凡)