先物安が市場の本音 バフェット氏と同じ船に乗ればわかる (2022.03.18)
意外高。日経平均大陽線の引け。引け後先物が安い。16日ダウ518ドル高(一時153ドル安)を受けたもので、15~16日FOMC利上げ転換を好感。管理された引き締めと市場とのなれ合いが気になる。前日、ウクライナ危機長期化により解け合い困難。ロシアのデフォルト懸念が重しと述べた。不測の事態に対応できないためで、サマーズ元財務長官(67)のFRB批判が痛烈。ワシントン・ポスト紙に寄稿したもので「FRBは過去1年犯した誤りを認識できず不適切。危険な枠組みで運営されている」という。「今後数年、失業率とインフレともに5%超のスタグフレーション(不況下の物価高)をもたらし、最終的に大不況が避けられない」と警告。むしろ、先物安が市場の本音に近い。ウクライナ危機が黒幕に仕掛けられた罠といわれ、過去2年インフルエンザを新型コロナといいくるめ、朝な夕なメディアの理不尽な解説に辟易した矢先、またぞろ大義のない戦争を洪水のように流し始めた。昨年8月カブール陥落から武器弾薬の在庫調整に追われ、同11月投入されたオミクロンも2月ピークアウト。手詰まり打開の消耗戦だ。良きも悪しきもウクライナが打ってつけ。NATOとロシアの対立を煽り双方から荒稼ぎ。長期化により安定収益が見込まれる。ソロス氏(91)はじめユダヤ系金融資本が背景。第一次(1914~1918)・第2次大戦(1939~45)に続き第3次大戦(2022~)の走り。バフェット氏(91)やロジャース氏(79)、ビルゲイツ氏(66)など承知の上といわれ、世界を巻き込み一網打尽だ。武器弾薬に金融のほかエネルギー、食料、原材料など見境なし。ホロスコープによると、3月初動9月本格化。3年で経済合理性が限界に達し唯物論崩壊。これまでにない危機という。一方、バフェット氏が■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)をそれぞれ5%取得。2020年8月末、過去1年で購入した旨思い出した。当時から揃って右肩上がり。日本株買いの走りといわれる。ウクライナ危機が台湾や尖閣、沖縄に回ってくると一斉に飛び出す運び。海千山千で面白い。16日、ロシアが賽を投げ始まった相場。波紋が広がり常識をひっくり返す勢い。3日新月買いが裏目に出て18日満月売りも逆回転の見込み。売ると上がり買うと下がる相場。5月が天下分け目といわれる。
日経平均先物によると、17日大証ミニ2万6400円(-0.15%)に対しラージ同。シカゴ円建て6410円。現物より243円安い。ダウ先物3万4006ドル(-0.16%)。同57ドル安い。VIX恐怖指数26.81(-10.12%)、WTI原油先物99.70(+4.90%)。金先物1944(+1.83%)、ビットコイン円4,826,811(-1.11%)。結構戻り売りが出た。
17日の日経平均890円高。大引け2万6652円。TOPIX1899(+45)。東証一部の出来高14億7400万株、売買代金3兆5500億円。値上がり1872(値下がり250)。10年債0.205%(+0.005)。米10年債2.132%(-0.060)。上海総合3215(+1.40%)、香港ハンセン21,501(+7.03%)。マザーズ指数の引け714.24(+4.72%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)など。先物安が市場の本音。バフェット氏と同じ船に乗ればわかる。(了凡)