1%vs99%の戦い 引け後ビットコイン急騰に跳ね返る (2022.03.10)
さらに続落。日経平均小陰線の引け。つかみどころがない。前日ダウ184ドル安(一時585ドル高)、上海総合一時4%超下落にも明らか。引け後、ビットコイン急騰に跳ね返った。9日ロイターによると、米財務省サイドでデジタル資産の扱いが協調・包括的アプローチに変わり、急速且つ大幅な規制から後退。急反発している。16日ロシア国債デフォルト懸念を見越し来週を先取り。持ち高調整の一端とみられる。8日伝えられた米金利の逆イールド接近も気懸かり。景気悪化の前兆といわれ2、10年物逆転が1年後を示唆。米欧がロシア産原油禁輸を表明しスタグフレーション(不況下の物価高)につながる。ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギーや原材料高騰がインフレをもたらし、景気が落ち込んでも米利上げ同引締めを迫られる。前週末、「オリガルヒ」(ユダヤ系新興財閥)を事実上国外に追い出したロシアにとって致命的。いい悪いを別に金持ちがいなくなり、革命や旧ソ連とも一線を画し賄賂と貧困に明け暮れる国になるという。クレムリンの政商で財をなしたオリガルヒの制裁がプーチン氏の痛手。ロンドンにある彼らの口座が閉鎖された。国内外批判の矢面に立ち弁解余地なしというが、西側の主要メディアが叩くほど一方的に悪いわけでもない。クリミア併合当時の約束を破ったのがウクライナとの説も有力で、ならず者をウクライナ東部2州に放ち治安を乱したのがCIAとのうわさ。プーチン氏に居留民保護を持ち掛け侵攻の既成事実をつくり出した。道理で欧米の情報が先行し、バイデン氏が2月24日開戦前から今にも始まる旨何度も述べていた。米国が主犯ならロシア従犯説も頷ける。ユダヤ系金融資本がインフレ高進、バブル崩壊、株暴落を戦争で解決。「第3次大戦」特需を吹っかけてきた。コロナもモデルナやファイザーなど急ごしらえのワクチンが敬遠され失敗。マッチポンプが露見した。ホロスコープによると、3月を初動に9月本番。今秋一大事という。エネルギーや原材料のほか一連の国際商品、武器弾薬など死の商人が相場を嵩上げ。彼らの情報を逆探知したSNSと応酬。9日ビットコインが口火を切った。ロシアのプラウダやタス通信が消えたようにCNNやNHKも似たような運命。世界中で1%vs99%の戦いが始まった。
日経平均先物によると、9日大証ミニ2万5000円(+1.10%)に対しラージ同、シカゴ円建て5060円。現物より342円高い。ダウ先物3万3123ドル(+1.60%)。同490ドル高い。VIX恐怖指数32.67(-10.29%)、WTI原油先物121.51(-1.83%)。金先物2041(-1.21%)、ビットコイン円4,888,492(+9.11%)。一斉に切り返した。
9日の日経平均73円安。大引け2万4717円。TOPIX1758変わらず。東証一部の出来高15億株、売買代金3兆2700億円。値上がり886(値下がり1209)。10年債0.160%(+0.010)。米10年債1.903%(+0.042)。上海総合3256(-1.13%)、香港ハンセン20,627(-0.67%)。マザーズ指数の引け669.67(-1.77%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。1%vs99%の戦いだ。10日取材のため、11日付本欄休載の予定です。(了凡)