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まな板の鯉待ったなし 3月初動に9月本番今秋一大事 (2022.03.09)

 続落。日経平均小陰線の引け。まな板の鯉だ。16日、ロシア国債デフォルト(債務不履行)が当面の懸念材料。支払い猶予30日。3月の利払いと元本返済計7.3億ドル。4月4日21.3億ドル元本返済もあり待ったなし。5月にもデフォルトの見通し。7日米主要3指数3日連続安を受けたもので、25日線2万6800円の下方乖離7.5%。5%以上売られ過ぎといわれ、10日米CPI発表、11日SQ、15~16日FOMCもあり挽回できそうにない。米利上げに同引き締め、ロシアのウクライナ侵攻と連動し下値模索。ダウが最高値から10.8%、ナスダックも同21.1%安の現状から駄目押し。とどめ。16日まで黄金分割により2万3600円を押しの目安にした。下方乖離2.5%を加味したもので、関係分の■■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など買い下がり。新年度に備えるところだ。材料出尽くし、買い戻しが見込まれ7月参院、11月米中間選と中国共産党大会を控えているためだ。ゴルバチョフ氏(91)の元報道官によると、ロシアは「第3次大戦に負けた」という。開戦の口火がクリミア併合(2014)にせよ、ウクライナどころか世界を敵に回し、国内も轟々たる反発が沸き起こった。そもそも大義がない。仮に3~5月デフォルトなら国民の生計が立たなくなる。ウクライナの民間人を殺傷し、チェルノブイリやザポロジェ原発制圧に及んで限界をさらした。兵站が伸び切った上、士気低下、戦費調達も困難になった。当事者のみならず世界の特損甚大。現行のルールで処理できず、破綻処理に骨が折れる。7日西側ががロシア産原油の禁輸検討と伝えられ、ルーブル暴落、債券のデフォルトリスク急上昇。モスクワの株式市場が閉鎖されロシア産原油大幅安。混乱に拍車がかかった。侵攻から2週間、ロシアの手口が残忍になる一方ウクライナの抵抗が共感を呼び、西側の対応遅れも取り沙汰される。万一、ロシアがキエフを制圧しても、欧州にウクライナの亡命政府をつくる案が浮上。相手をロシアでなくプーチン氏に定め切り離すことも考えられる。中国が恒大集団の経営危機でバブル崩壊に追い込まれ軌道修正。若干慎重になった。ロシアも革命(1917)から旧ソ連崩壊(1991)を経て事実上3度目の破綻目前。変わらざるを得ない。16日から負い目になりそうだ。ホロスコープ(天体配置図)によると、3月を初動に9月から本番。今秋一大事という。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ2万4840円(+0.61%)に対しラージ同、シカゴ円建て4860円。現物より69円高い。ダウ先物3万2886ドル(+0.32%)。同69ドル高い。VIX恐怖指数34.98(+9.38%)、WTI原油先物122.97(+2.99%)。金先物2012(+0.82%)、ビットコイン円4,511,000(+2.68%)。小康を取り戻した
 8日の日経平均430円安。大引け2万4790円。TOPIX1759(-34)。東証一部の出来高18億7300万株、売買代金4兆0700億円。値上がり346(値下がり1788)。10年債0.155%(+0.015)。米10年債1.847%(+0.076)。上海総合3293(-2.35%)、香港ハンセン20,765(-1.39%)。マザーズ指数の引け681.72(-1.48%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。まな板の鯉待ったなしだ。10日取材のため、11日付本欄休載の予定です。(了凡)