半値ないし全値戻し 3月を口火に9月以降本番入り (2022.02.24)
4日連続安。日経平均小陰線の引け。1月安値2万6044円が下値の目安だ。ウクライナ危機の顚末を巡るもので、17日満月売りに対し3月3日新月買い。3月のFOMC(15~16日)まで日柄整理。5月同(3~4日)山場と述べた。1、2月オーバーキルの巻き戻し。3、4月リバウンドが見込まれる。半値ないし全値戻しがめどだ。世界的な金利上昇でグロース(成長)売りのバリュー(割安)買い。21日米休場を受け2月のユーロ・ストックス5%安にひきかえ、英FTSE100の0.3%高が手掛かり。1年先PER12.3倍(米S&P500種19.2倍)に拘らず利回りS&Pの倍以上。日経平均のPER12.82倍(22日現在)と利回り2.4%から見直される公算大。経済指標で日本が英国に負けると考えにくい。世界株安で先進国の投信に資金が流れ、唯一緩和基調の日本が駆け込みと伝えられる。8000キロ離れたウクライナ危機を世界が最初に織り込む東京市場。1月のFOMC(25~26日)からコロナに伴う米物価高。FRBの利上げにロシアのウクライナ侵攻が重なり暴落説蔓延。オミクロン以上になった。2014年クリミア併合以来で、従来の地政学リスクによると米S&Pベースで下落率平均5.1%。底入れ30日、半年、1年後大幅に反発したという。今回の危機が「第3次大戦」を仮説につくられ、中国のほかロシアを敵に回し米国が焦っている現状に辟易した。21日、ロシア大統領がウクライナ東部のドンバスとルガンスク独立を承認する旨表明。開戦が後退した。直ちに経済制裁が加えられ世界中消耗戦。ホロスコープ(天体配置図)によると、3月を口火に9月以降本番入り。第3次大戦失敗のからくりが露見する見通し。中国の場合、国も政府も無力化してなくなるという。俗に「戦争屋」といわれる連中が第1次(1914~18)、第2次大戦(1939~45)のツケを払えず、第3次大戦後退で自滅するわけだ。欧米や中ロ、日本さえ特権階級が陰で国を動かしており、主要メディアが大本営発表によるプロパガンダ。ドルの通貨発行権を握ったユダヤ系金融資本が行き過ぎた金融緩和の末、利上げと量的引き締めに追い込まれ、ウクライナ計画に嵌まった。3月から9月にかけて寅の往って来い。市場に訊くと何でもわかる。
日経平均先物によると、22日大証ミニ2万6770円(+1.29%)に対しラージ同、シカゴ円建て6795円。現物より345円高い。VIX恐怖指数29.59(+5.30%)、WTI原油先物93.64(+3.78%)。金先物1896(-0.16%)、ビットコイン円4,315,611(+1.62%)。ポジション調整そのものだ。
22日の日経平均461円安。大引け2万6449円。TOPIX1881(-29)。東証一部の出来高11億3800万株、売買代金2兆7000億円。値上がり290(値下がり1815)。10年債0.190%(-0.015)。米10年債1.926%変わらず。上海総合3457(-0.96%)、香港ハンセン23,520(-2.68%)。マザーズ指数の引け681.08(-1.15%)。3月3日から一変する見込みだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。半値ないし全値戻しだ。24日取材のため、25日付本欄休載の予定です。(了凡)