5月のFOMCがヤマ トランプ氏米大統領に返り咲き (2022.02.03)
4連騰。日経平均小陽線の引け。後場も確りだ。米主要3指数続伸が手掛かり。ビットコインも底堅く上値を試す場面。1月5日高値2万9388円から同27日安値2万6044円の半値戻し2万7716円が当面の目安だ。3月米利上げ0.25~0.5%にその後量的引き締めを織り込み、買われ過ぎと売られ過ぎが折り合いをつける筋合い。4日米雇用統計発表が新たな材料。3月のFOMC(15~16日)にかけてリターンマッチとみられる。昨年10月までFRBの量的緩和で毎月1200億ドル(約14兆円)買い入れが半年足らずで逆回転。引き締めで資産暴落も考えられ動転した模様。このため、日本時間1月27日午前4時FOMC、FRB議長会見から同6時NY引け前「魔の10分」といわれ、米国人が眠っている間に大きく動いた。中国が不動産バブル崩壊からドル決済を制限され、ロシアもNATOに組み込まれた旧東欧から既得権を取り戻そうとウクライナ危機に直面している。マイナスとマイナスがぶつかりプラスに化けているのが現状で、主要企業の決算発表を足場に次のステップを踏む上で2、3月正念場。20年前ドットコムバブルに10年前リーマンショック。ツケを中銀の債券バブルに持ち越し、今年1月限界をさらけ出した。コロナやウクライナもカネが目的といわれ、遅かれ早かれ行き詰まる。トランプ氏復活が伝えられ流れが一変する見通し。1~3月と4~6月持ち堪えても7~9月か10~12月ちゃぶ台返し。民主党弾劾、FRB廃止、派遣米軍撤退など戦後のスキーム見直し急ピッチ。世界中ふるいにかかるという。今後3年、1929年大恐慌から1932年の混乱に相当し、第3次大戦間際まで追い込まれる筋書き。仮説に過ぎないが、勝者が見当たらず自分でやり繰りするほかない。ゆえに、パートナーが不可欠。個別にタッグを組み補完するに限る。一時的であれ、今秋米国が機能停止すると世界中停電。復旧しても続かない。彼はMake America Great Againを使命に復活を宣言。米大統領に返り咲く旨表明。バイデン氏はホワイトハウスに入れず、替え玉説さえ飛び交っている。我々も発奮せざるを得ない。
日経平均先物によると、2日大証ミニ2万7500円(-0.15%)に対しラージ7490円、シカゴ円建て7495円。現物より39円安い。ダウ先物3万5324ドル(+0.14%)。同81ドル安い。VIX恐怖指数21.50(-13.41%)、WTI原油先物88.22(+0.02%)。金先物1803(+0.11%)、ビットコイン円4,411,075(-0.72%)。予断を許さない。
2日の日経平均455円高。大引け2万7533円。TOPIX1936(+40)。東証一部の出来高13億7400万株、売買代金3兆3200億円と高水準。値上がり2040(値下がり111)。10年債0.175%(-0.005)。米10年債1.792%(-0.006)。上海総合・香港ハンセン休場。マザーズ指数の引け808.64(+4.61%)。■■■■■■■(****)が思わせぶりだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。5月のFOMC(3~4日)がヤマと考えられる。(了凡)