悲観しても始まらない 3月までオーバーキルの修正場面 (2022.01.31)
前週末反発。日経平均中陽線の引け。後場確りだ。FOMC、FRB議長会見に伴う米主要3指数「オーバーキル」の修正場面。割安な予想PER13倍台(平均レンジ14~16倍)が幸い。一時日銀のゼロ金利解除まで探りが入り買い戻しに包まれた。翌28日、ダウ564ドル高。バンカメが3月以降毎回0.25%利上げ7回。米国野村も3月一挙に0.50%と00年5月以来22年ぶり武者震い。フィラデルフィア半導体指数が昨年12月高値から2割超下落し拍車をかけた。踊り場に違いない。FRBはインフレの矛先が鈍るまで一歩も引かない様子。しかし、金融・財政支援や待機・余剰資金投入後利上げ・保有資産縮小で「来年インフレが大きく和らぐ」(米財務長官)見通し。このため、3月5~6日のFOMCでリターンマッチ。行き過ぎたギャップを埋める上で主要企業の決算発表が新たな手掛かり。2日■■■■(****)、3日■■■■(****)、9日■■■■■■(****)など注目される。中国が31日から春節(2月6日まで)、冬季五輪(2月4~20日)もあり幕間繋ぎ。ウクライナ、北朝鮮のミサイル、台湾海峡など撹乱材料。オミクロンで世界をベールに包み、「ダボス会議」を通じてSDGsやESG、BCPなどアナウンス。COP26(国連気候変動枠組)で決定的な10年を迎えた欧州復権説も道半ば。金融・財政支援ともに転機を迎えた。事実上、欧米製薬大手中心にコロナで荒稼ぎ。年明け世界的なオミクロン感染急拡大で兵站が伸び切り収束説も根強い。コロナが17年石油王ロックフェラー死去(享年101)以前の計画といわれ、「ベーシック・インカム」や「グレート・リセット」の手段と聞いている。日本でも感染者拡大急ピッチ。29日現在、累計252万人で最多というものの10万人当たり2人。死亡者1万8000人に過ぎない。俗にインフルエンザ並み。2月ピークアウト3月収束ならリターンマッチ上振れ。そうでなくても、■■■■■■(****)が世界生産1000万台に舵を切る時がやってくる。アナログの揺り戻しと述べた。しかし、来年再びデジタル化。フル稼働した挙げ句に受注一巡。新しい資本主義などあり得ない。散財した翌年税金を取られるといわれ、株が暴落すると始末が悪い。米国利上げに中国利下げ。我慢比べになった。3月乗り切っても4月から値上げラッシュ。事実上、米国に1年遅れ。1月27日、841円安に拘らず値上がり87(値下がり2067)。このうち、関係分が4つあった。
日経平均先物によると、28日大証ミニ2万6670円(-0.15%)に対しラージ同、シカゴ円建て6690円。現物より27円安い。ダウ先物3万4576ドル(+1.57%)。同149ドル安い。VIX恐怖指数27.66(-9.28%)、WTI原油先物87.31(+0.81%)。金先物1790(-0.17%)、ビットコイン円4,370,633(+0.44%)。可も不可もない。
28日の日経平均547円高。大引け2万6717円。TOPIX1876(+34)。東証一部の出来高13億2900万株、売買代金3兆3400億円。値上がり1926(値下がり219)。10年債0.165%(+0.010)。米10年債1.779%(-0.028)。上海総合3361(-0.97%)、香港ハンセン23,550(-1.08%)。マザーズ指数の引け731.07(+0.39%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。悲観しても始まらない。(了凡)