証券ビュー

アンコール伊勢町

あっという間に11月 13年目を数える世界的な強気相場 (2022.01.05)

 発会全面高。日経平均中陽線の引け。後場一段高になった。3日米主要3指数上昇を受けて一目均衡表の雲上限2万9250円を抜き、200日線2万8829円に追い風。買い戻し一巡後、待機資金が断続的に入り4年ぶり株高で幕を開けた。外資にとって1ドル115円台の円安をはじめ米SOX高、米長期金利じり高。昨年12月の中国PMI(製造業購買担当者)50.9と同6月以来の水準も手掛り。国内が新政権の「新しい資本主義」に戸惑いを見せる中で主力中心に高い。関係分の■■■■■■(****)が上場来高値を更新。■■■■■(****)も続き、お年玉の■■■■■■(****)まで御相伴にあずかった。受け売りだが、21年に米国株がS&P500種で25%、円ベースなら40%超の上昇になったのに対し、日経平均僅か5%上昇にとどまったのが本音。米国でハイテクやヘルスケア、コミュニケーションサービスなどコロナ特需が半分以上といわれ、日本では製造業が6割という構造的な違いもある。それに、物価や賃金上昇も米国にひきかえ緩やかで、日銀の利上げさえ眼中にない。経済正常化を見越したもので、今年に限り割安修正が見込まれる。リスク要因として新型コロナ再燃、米金融引き締め、中国経済の不振が一般的。予想される経済トレンドに少子化、債務の罠、インフレなど挙げられ、より大きなリスクが資産価格。金融市場が世界の経済規模に対し約4倍に拡大。市場急落に伴うデフレが負い目。バブル崩壊後、潜在的な巨大企業が生き残る。残存者利益独占によるもので池の中の鯨と述べた。さらに、個人投資家が13年目を数える世界的な強気相場になだれ込んだ。米欧中心に何100万人の取引口座が開設され、大半株式購入のため軒並み借り入れが広がったまま。直ちに危険といえないが、潜在的な暴落リスクがついて回る。22、23年踊り場。24年本格化、25年決定的の構え。今年と来年、寅千里を走り卯跳ねる。10年先の初動に匹敵する。
 日経平均先物によると、4日の大証ミニ2万9260円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ円建て9255円。現物より47円安い。ダウ先物3万6578ドル(+0.34%)。同7ドル安い。VIX恐怖指数16.47(-4.36%)、WTI原油先物76.66(+0.76%)。金先物1804(+0.24%)、ビットコイン円5,411,982(+0.99%)。おしなべて確りだ。
 発会の日経平均510円高。大引け2万9301円。TOPIX2030(+37)。東証一部の出来高11億0900万株、売買代金2兆7500億円。値上がり1625(値下がり494)。10年債0.085%(+0.015)。米10年債1.629%(+0.001)。上海総合3632(-0.20%)。香港ハンセン23,289(+0.07%)。マザーズ指数の引け976.74(-1.13%)。この鼻■■■■■■■(****)の出直りが注目される。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。3日、核保有5ヵ国が「核戦争をしない」旨共同声明を出した。しかし、5ヵ国ともロスチャイルドとロックフェラーの代理人。彼らが第3次大戦をちらつかせ、金融と武器で稼ぐ手口に変わりない。あっという間に11月。天下分け目の米中間選と中国共産党大会がやってくる。(了凡)