サンタラリーが続く 米国時間27日から年明け2日まで (2021.12.29)
急反発。日経平均小陽線の引け。サンタラリーが続いている。前日ダウ351ドル高を受けたもので、米国時間27日から年明け2日まで。1969年以来、半世紀にわたりS&P500種平均1.3%上昇が根拠。恒例の様子で譲れない。市場関係者がバーゲンセールに気をもむ中、出遅れギフトが届くという。おかげで75日線2万9057円、200日線2万8831円も超えテクニカル指標好転。薄商いに拘らず東証一部の値上がり1871(値下がり252)。大雪が峠を越え幾分明るさを取り戻した。前場の日経平均十字足。後場伸び悩み引け確り。その後先物も用心深く脈がある。11月の鉱工業生産が7.2%上昇し大義名分。半導体関連で■■■■■■(****)をお年玉銘柄に決めた。9月1日3100円をつけて戻り高値を更新。11月にかけて2割押しを入れ出直りの矢先、ディズニーランドが12月から風船販売休止を発表。追い風が吹いた。前回休止した12年11月から14年1月にかけて430円どころから770円台に急騰。15年3月1958円をつけた。当時になぞらえディズニーが風船販売を再開するまで高い。2400円を底に8割高。その後の高値を加味すると4・5倍。ヘリウムの株主になるつもりが、2年越しビッグなサンタラリーも考えられる。前日材料を述べた。三菱系でロックフェラーの息がかかっているだけに仕手化する公算もある。産業用ガスで世界シェア4割を占める国内最大手。半導体向け特殊ガスが伸びており、川上にあたるヘリウム不足で拍車がかかった。関係分の■■■■(****)も堅調。28日、23年度末までに北米で産業ガス販売参入を表明。北米でヘリウムを調達しており、全世界的に右肩上がりという。■■■■■■(****)の連結売上高が北米24%(国内38.7%)。欧州21%、アジアオセアニア13%(21年9月現在)とスケールアップ。ヘリウムの玉不足1年以上。コロナ明け一段と拡大する見通し。ヘリウムは原子番号2の元素。1が水素で3がリチウム。分子量4.003。比重0.14(空気1)。直近ビットコインに登録されマイニングが始まった。100株持っているだけで世界情勢もわかる。コインチェックが嵌まった模様で親会社の■■■■■■(****)にとってプラス。ディズニーに足を向けて寝られない。
日経平均先物によると、28日大証ミニ2万9010円(+0.26%)に対しラージ同、シカゴ円建て9000円。現物より69円安い。ダウ先物3万6271ドル(+0.26%)。同31ドル安い。VIX恐怖指数17.78(-1.00%)、WTI原油先物76.74(+1.55%)。金先物1818(+0.55%)。ビットコイン円5,660,336(-2.74%)。旧聞だが、11月に自民党幹事長を辞任した甘利明氏(72)。半導体に精通し、米国にとって障害のため更迭された。岸田政権にとって大きな痛手。逆にロックフェラーが追い詰められたあかし。日本のバブル崩壊直前にNYセンタービルを三菱グループに売却。後日桁外れの簿外借金がわかった。米政府に法改正を持ち掛け「焼け太り」になったという。今回そうもいかない。
28日の日経平均392円高。大引け2万9069円。TOPIX2005(+27)。東証一部の出来高9億5200万株、売買代金2兆1600億円。10年債0.060%変わらず。米10年債1.488%(+0.005)。上海総合3630(+0.39%)、香港ハンセン23,280(+0.24%)。マザーズ指数の引け989.99(+0.47%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。サンタラリーが続く見通しだ。(了凡)