先物売りの現物買い 年末年始よりどりみどり問題ない (2021.12.21)
週明け全面安。日経平均大陰線の引け。後場投降に近い。17日ダウ532ドル安を受け買い戻しが一巡するや一段安。年末を控え追い証、損益通算、先物の仕掛け売りなど長短移動平均線と下方乖離拡大。流れ玉が飛び交った。19日オランダがオミクロンを警戒してロックダウンに入り、米国の200兆円法案成立に与党反対。20日中国が最優遇貸出金利を0.05%引き下げ(15日預金準備率引き下げ)生かさず殺さず。午後21年度補正予算案(過去最大35.9兆円)を可決してよしだ。日銀が発表した9月末の個人金融資産1999兆円。20年3月から6四半期連続過去最高を更新。180兆円増えた。株高円安によるもので10月以降もち合い圏。金融緩和と財政支援を大半繰り込んだ。相場が潮目を迎え運用難に拍車がかかっている。ロイターによると、ナスダックが年初来18%上昇し200日移動平均線を上回る銘柄31%。年初来24%上昇のS&P500種で68%。悪くないが、4月以降値上がりの半分がアップル、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ、グーグルの親会社アルファベットの5銘柄。後に続くものが見当たらない。狩猟、農耕、工業、情報に続く5番目の新しい社会が「Society5.0」といわれ行き詰まった印象。超スマート社会も馴染まない。ロスチャイルドやロックフェラー神社が刷りまくったお札に限界がきたという。22、23年踊り場。24年本格化、25年決定的といわれる所以。彼らも自分たちの終焉を覚悟している模様だ。所詮紙切れに何の御利益もなく、次々起きる問題を解決できないためだ。来年からゲイツ、ソロス、ロスチャイルドにロックフェラーなど世界統一政府をつくる者と倒す者が死闘。市場から見ると、乱高下の末1番天井をつけ、2、3番天井でピークを確かめる場面。第3次大戦に匹敵するもので空前のスケール。日本に終わりがないといわれ興味深い。飛躍するが、30年弥勒の世界。政治、経済、お金もない自由が特徴。西洋にない釈迦の説法が相対性理論や量子論に通じる由。21年丑躓き、22年寅の往って来い。23年卯跳ね24、25年辰巳天井。相場格言にも繋がる。目先にこだわらず中長期買い。ロスチャイルドとロックフェラー神社の逆襲も考えられる。
日経平均先物によると、20日大証ミニ2万7990円(+0.32%)に対しラージ同、シカゴ円建て同。現物より52円高い。ダウ先物3万4868ドル。同497ドル安い。VIX恐怖指数25.54(+24.16%)、WTI原油先物68.33(-3.57%)。金先物1797(-0.39%)、ビットコイン円5,235,258(-1.28%)。売られ過ぎで反発も大きい。
20日の日経平均607円安。大引け2万7937円。TOPIX1941(-43)。東証一部の出来高11億4200万株、売買代金2兆4500億円。値上がり115(値下がり2051)。10年債0.035%(-0.010)。米10年債1.386%(-0.018)。上海総合3593(-1.07%)、香港ハンセンが22,744(-1.93%)で引けた。マザーズ指数の引け948.28(-1.60%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など限られた。外資は先物売りの現物買い。中長期問題ない。年末年始よりどりみどりだ。(了凡)