乱高下の末巻き返し オミクロンと米利上げにチャイナ (2021.12.07)
週明け反落。日経平均中陰線の引け。後場下げ渋った。前週末米主要3指数反落を受けたもので、オミクロン感染拡大のほか米債務上限つなぎ予算、同雇用統計差し引き改善。さらに、ビットコイン急落や恒大利払い未処理など消化難。■■■■■■■(****)が7日連続安となり96円足を引っ張った。この上、7日米貿易収支、10日同CPIにメジャーSQ、14~15日FOMCまで取りつく島もない。FRB議長がテーパリング(緩和縮小)を加速。22年6、9、12月も利上げが伝えられ、元財務長官サマーズ氏が同4回示唆するなど米金融引き締めが背景。10日発表される11月の米CPI(消費者物価指数)が前年同月比6.7%といわれ、10月31年ぶり6.2%だけに動揺もうかがえる。インフレのピークと考えられポジション調整を迫られた。オミクロンと米利上げにチャイナショックなど織り込むもので、6日召集された臨時国会で首相の所信表明が日本の現状。市場が動揺する中で財政より経済、経済よりコロナともどかしい。延べ8900字で12年10月野田首相の8998字以来という。24時間取引のビットコインが振り回されるのも当然で、11月6万9000ドルを高値に4日未明一時4万2290ドルをつけ先物の未決済建玉急減。小口取引がふるいにかかった。黄金分割で計算すると、4万2642ドルが下値の目安。事実上、リスクオン資産で法定通貨ドルに対し準備通貨。中小が淘汰され大手が残る仕組みだ。7日、■■■■■■(****)の第3者割当844万8500株(@651円)払込期日。■■■■(****)を育てたロックフェラーグループが後ろ盾とみられる。来年にかけてトレードステーショングループ、Quantum Fin Tech社と統合によりNY上場が最大の材料。10月15日からソニー銀行とマネックス・アセットマネジメントが投資一任運用サービス提供を開始。ネットで「YAHOO」が残ったように、中長期暗号資産の大手を目指すステップに魅力。ビットコイン相場より胴元の将来性が注目される。
日経平均先物によると、6日大証ミニ2万7750円(-0.39%)に対しラージ同、シカゴ円建て同。現物より177円安い。ダウ先物3万4667ドル(+0.29%)。同87ドル高い。VIX恐怖指数30.56(+9.34%)、WTI原油先物68.12(+2.81%)。金先物1782(-0.11%)、ビットコイン円5,372,198(-4.03%)。6日香港市場で恒大の株価が一時12%急落。デフォルト懸念によるものだ。
6日の日経平均102円安。大引け2万7927円。TOPIX1947(-10)。東証一部の出来高10億8600万株、売買代金2兆5000億円。値上がり835(値下がり1245)。10年債0.035%(-0.015)。米10年債1.390%(+0.035)。上海総合が3589(-0.50%)で引けた。香港ハンセン23,349(-1.76%)。マザーズ指数の引け1008.97(-3.80%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。5日移動平均線2万7893円を上回ったものの底値鍛練。乱高下の末巻き返しが見込まれる。(了凡)