日本の運勢来年抜群 敗戦で去勢され消去法で復活する (2021.12.06)
前週末反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高だ。3日、米大統領が債務上限引き上げを先送り。来年2月18日まで「つなぎ予算案」に署名したほか、米雇用統計(11月)も労働参加率が上昇し差し引き改善。2日ダウ617ドル高(3日59ドル安)を受けたもの。しかし、オミクロンが玉に瑕。今後新たな対応が不可欠で自律反発に過ぎない。4日になって米雇用統計の事業所調査(0.1%増)と家計調査(0.7%増)の食い違いがわかり大型ハイテク売り。先物軒並み安。日本時間4日未明ビットコインが20%超急落し収まらない。6日恒大利払い、7日米貿易収支(10月)、10日同CPI発表にメジャーSQなどイベント続き。14、15日FOMCまで息つく暇もない。米国は内政や外交で国内が分断され、先行き不安を背景に国民が現金を貯め込んでいる。過去2年推定180兆円。待機資金といわれるもので、ゴールドマンが新たな中期目標を発表。1~9月ROE年率25.7%(前年同11.1%)に拘らず超過達成に意欲。JPモルガンと並び凄まじい。円が避難通貨といわれ、オミクロンを手掛かりに脚光を浴びる始末。来年11月中間選に向けて米景気オーバーキル。日本の参院選が7月だけに寅年のジンクスが甦る。千里走って千里帰る往って来い相場。今年丑で躓いた分何も彼も行き過ぎるうらみ。1日明らかになったOECD経済見通しが興味深い。各国地域が下方修正される中で、来年唯一日本に限り上方修正。それも、今年緊急事態宣言続きで回復が遅れ9月+2.1%から直近3.4%に1.3%跳ねた。原油先物が60ドル台に急落したのも事実で日本株に追い風。日経平均のPERが13倍台に下がり水準訂正の余地十分だ。この上、何が起きても「駆け込み寺」の最右翼。米中対立のはざまで貴重な存在。JPモルガン4万ドルと日経平均4万円相場が中長期の目玉。世界中限界に追い込まれた時、お金がどう動くか見ものだ。民主主義か専制独裁かイーブンの情勢。8月15日カブール陥落を境に戦後体制再構築。敗戦で去勢された日本が消去法で復活する場面。11月26日オミクロン感染拡大から「割安感」が台頭してきた。寅千里を走り卯跳ねる。辰巳(2024~25年)に売ればよし。相場格言もAIによるものだ。
日経平均先物によると、3日大証ミニ2万7785円(-1.02%)に対しラージ7790円、シカゴ円建て7770円。現物より260円安い。ダウ先物3万4559ドル(-0.18%)。同21ドル安い。VIX恐怖指数30.67(+9.73%)、WTI原油先物66.27(-0.35%)。金先物1784(+1.22%)、ビットコイン円5,298,641(-12.97%)。恒大デフォルトリスクが目前に迫り、広東省ほか地方政府に政府直轄監督チームが常駐。監視体制強化が伝えられた。
3日の日経平均276円高。大引け2万8029円。TOPIX1957(+31)。東証一部の出来高12億3300万株、売買代金2兆9300億円。値上がり2015(値下がり138)。10年債0.050%(-0.005)。米10年債1.355%(-0.080)。上海総合が3607(+0.94%)で引けた。マザーズ指数の引け1048.78(+1.95%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。日本の運勢来年抜群だ。(了凡)