証券ビュー

アンコール伊勢町

復活を先取りする相場 日本のポジション世界で唯一 (2012.03.29)

落ち後反落。下げ渋った。見切り発車の反動で日経平均の落ち分87円を埋める展開。欧米の玉突きだけに反落も消去法。押しが浅い。27日■■■■(****)が台湾のホンハイと資本業務提携を発表しストップ高。車載機器好調が伝えられた■■■■■(****)、■■■■■(****)も高い。同日・米シンクタンクが日銀の追加緩和に言及し4、5月円安二の矢の触れ込み。30日CPI、4月2日短期観表、9〜10日の日銀政策決定会合も注目される。■■■(****)や■■■(****)など輸出関連、■■■■(****)に■■■■■(****)など不動産が確り。2、3月初動を受けたもので、前週買い残が急増しても動じない。黄金分割で円ドル90円が目安。再三述べたユーロ、ドル売りポジションの買い戻しが見込まれ、日経平均なら目先1万1200円、中期1万3000円レベル。同様に先物の買い戻しが予想され、昨年7月高値1万0207円から11月安値8135円まで押しの倍返し1万2200円が落ち。反動は辰巳だけに大きいとみられる。しかし、日銀の追加緩和が物価上昇1%、デフレギャップ15兆円解消を目指すもので、今後一段と円安に振れ復興需要本格化となれば4、5月買い先行。需給がいいだけに30日から高い。消費増税法案が暗礁に乗り上げ、田中防衛相問責に揺れる永田町の年度末と対極にある。東電の企業向け値上げも4月以降同意5%といわれ、当初から経済合理性を欠いた顛末。28日214円で引けた株価が先刻承知している。日本が消去法で買われるのは、欧米や中国のバブル崩壊に伴う信用失墜。相対的なもので、絶対的ではない。震災直後から原発、円高、タイ洪水など六重、八重苦ともいわれた1年を凌いだのが大きい。鉱工業生産は昨年12月から反転。1〜3月自動車中心に大幅な伸び。4〜5月一服しても後半復興需要が後押しする見通し。円安に伴う輸出の回復、半導体や電子デバイスなど在庫調整一巡も手掛かり。新年度大幅増益が見込まれる一方、震災や洪水等の特損がなくなるため予想PERも割安。唯一日本だけいいポジションにあるわけだ。それも4〜5月あらかた出尽くし。6〜7月引き回しても売り方が踏めば出来上がり。30日と来月2日が緒戦になる。

日経平均は72円安。売り先行で始まり前、後場通じて下げ渋り。1万0182円で引けた。出来高19億6400万株、売買代金1兆2400億円。ボリュームダウンが気になるところ。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)が頑強。■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)も高値圏のまま。■■■(****)や■■■(****)は底上げの気配。おしなべて締まってきた、■■■(****)をはじめ、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)などペプチドワクチン関連一服。出番待ちに変わりない。風格が漂い始めた■■■■■■■(****)、■■■■■(****)然り。早ければ4、5月居どころが一変する。いずれも辰巳2年にしぼったものだ。日本の使命は、われわれを含め復活。復旧、復興を通じて世代を超えたスケール。40年円高20年デフレの挙げ句に反転。2月14日から復活を先取りする相場が始まった。世界で唯一のポジション。モノにすべし。後にも先にもラストチャンス。10年後、先進国の条件を満たしているのは日本だけ。消去法で日本しかない。(了凡)