週末来週明けも乱高下 オミクロン水際で100%処理 (2021.12.01)
続落。日経平均大陰線の引け。乱高下が続く。オミクロンショックによるもので引け後も先物が安い。変異株の元祖南アAIIShr69,940(-0.10%)に対しダウ先物3万4580ドル(-1.42%)、シカゴ円建て2万7540円(-2.79%)と割を食う始末。前日米大統領のロックダウンなし発言にひきかえ、米モデルナCEOのワクチン効果低下報道を嫌気したもの。闇勢力が武漢を振り出しに5つ目の変異株を投入し様子を見ている印象。26日インフレ移行期のアタリに相当し、欲望と恐怖で身動き取れなくなったところへ米テーパリングと利上げ先送りのサインが出た。29日ロイターが伝えた米財務長官公聴会(30日)を控え債務上限解決なしに米景気回復台なし。同日ECB専務理事もインフレ11月がピーク。利上げ尚早と後押し。中国まで11月のPMI50.1(+0.9%)と3ヵ月ぶり好転を発表。年末年始不測の事態をしのぐ構えだ。オミクロン一過性と述べた。これまで適応能力が高まった上、ワクチン接種の進展が通説。感染のたび経済のダメージが小さくなっている。ユーロ圏の場合、第1波で昨年第2四半期のGDPが15%減少したものの、年初強力な第2波で同0.7%に縮小。経済の影響限定的な見通し。今年世界のGDPが4.6%から4.2%に減速するイメージだ。ドイツのインフレ6%がECBに圧力。30年前東西ドイツ再統一後の水準に並んだ。目立ったのが前年同月22%上昇したエネルギー。物価を5.2%押し上げスペインやベルギーも連動している。このほか、中国の「一帯一路」に対抗しEUトータル3000億ユーロのインフラ投資も動き出す。9月に発表した「グローバル・ゲートウェイ」によるもので、デジタル化や気候変動、エネルギー、教育など2027年まで続く見通し。当面12月2日OPECプラス会合、同3日米連邦債務上限引き上げ期限に米雇用統計(11月)発表。同6日中国恒大8250万ドル利払い期限が焦点。前日MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の定期銘柄入れ替えでリバランス一巡。出来高25億4500万株、売買代金5兆4800億円と今年2番目の大商い。値上がり572(値下がり1553)を数えた。
日経平均先物によると、30日大証ミニ2万7630円(+0.58%)に対しラージ同。現物より192円安い。ダウ先物も同498ドル安い。VIX恐怖指数27.17(-5.07%)、WTI原油先物68.00(-2.79%)。金先物1797(+0.68%)、ビットコイン円6,454,999(-2.03%)。週末来週明けも乱高下に見舞われそうだ。
11月30日の日経平均462円安。大引け2万7821円。TOPIX1928(-20)。10年債0.050%(-0.020)。米10年債1.422%(-0.094)。上海総合が3563(+0.03%)で引けた。マザーズ指数の引け1070.99(-2.26%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****))■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。オミクロンショック。日本は島国のため水際で100%処理できるという。ナミビアから入国した30代の男性が注目される。(了凡)