証券ビュー

アンコール伊勢町

うたげの終わり神妙 欲望が恐怖を圧倒すると続かない (2021.11.22)

 前週末まちまち。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万9723円を上回った。欧米でコロナ感染再拡大を受け厳しい規制が予想されるほか、原油先物安や米長期金利低下など消化難。国内の経済対策55.7兆円が明らかになり、GDP5.6%押し上げとの試算から差し引き吸収した。ナスダック高を受け関係分の■■■■(****)と■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)3銘柄で100円強貢献。値上がり1059(値下がり1025)。日本が23日、米国も25日休場だけに半端な場味だ。5日新月買いに対し19日満月売り。日柄整理で三角もち合いになった。12月を見ると、4日(土)新月に対し19日(日)満月。3日が米連邦債務引き上げ期限でじっとしていられない。ウォール街の一角で「うたげの終わり」が神妙。過去40年、欲望が恐怖を圧倒すると長く続かないという。米CNNのデータによると、18日午後の時点で恐怖と欲望指数75(前週81)。インフレ率と利上げを加味したもので、1990年グリーンスパンFRB議長が「根拠なき熱狂」と述べた当時に匹敵する内容。インフレをきっかけに市場内部でバブル崩壊説が出始めた。「個人や組織、国が稼ぐ以上のお金を使うと悲惨で混乱した状態に陥る」という。来年2月からまる1年、10年先の初動を検証する試金石。8月カブール陥落から10ヵ月目の来年5月正念場。同11月米中間選と中国共産党大会がヤマ場とみられる。12月16~17日の日銀政策決定会合で異次元緩和8年半、さらに1年半継続の有無が問われ、異議なしなら総裁任期(23年3月)まで金城湯池の4万円相場と述べた。外資にとって伸び切った緩和マネーを温存する上で日本が「駆け込み寺」になる。19日入手した情報によると、2年前中国を除く世界10大自動車メーカーの時価総額6800億ドル。現在2兆ドル超だ。テスラが3位からトップに躍り出た。第3四半期の営業利益率14.6%のEVメーカーが既存メーカーを追い抜いても時価総額3倍などあり得ない。テスラは■■■■■■(****)を4つ飲み込んだ。2030年まで2000万台生産し高い収益を維持できればの話。自動車メーカーにとって世界1000万台さえ至難といわれる。欲望が恐怖を圧倒した一例だ。それに、FRB議長が金融市場の人質になった。この儘いくと数年後、数十年後システムが崩壊するという。資本主義が預貯金者の蓄えと投資に依存しているためだ。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ2万9610円に対しラージ同。シカゴ円建て9625円。現物より121円安い。ダウ先物3万5581ドル(-0.64%)。同21ドル安い。VIX恐怖指数17.91(+1.82%)、WTI原油先物75.67(-3.49%)。金先物1847(-0.77%)、ビットコイン円6,686,109(+0.81%)。小動きが続く見込みだ。
 19日の日経平147円高。大引け2万9745円。TOPIX2044(+9)。東証一部の出来高11億9600万株、売買代金2兆9200億円。10年債0.075%(-0.005)。米10年債1.543%(-0.037)。上海総合が3560(+1.13%)で引けた。マザーズ指数の引け1154.01(-1.35%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)など。■■■■■■(****)が2割押し。■■■■■■■(****)の20年前とそっくりだ。■■■■(****)がバックでスケールも遜色ない。( 了凡)