市場の均衡点明らか 沈黙を破ったのが引け比例配分S高 (2021.11.08)
前週末反落。日経平均中陰線の引け。5日移動平均線2万9493円を上回った。米雇用統計発表を前に持ち高整理。にも拘らず、5日ダウ203ドル高(4日33ドル安)をもたらし先物が63円高い。4日米10年債1.50%(前日1.60%)、5日同1.43%(同1.52%)が主因。日本時間5日上昇し、東証一部の値上がり540(値下がり1591)に過ぎない。米就業者53万人増(10月)こそ市場予想を上回ったものの、労働参加率61.6%と9月から横ばい。3日FOMC、4日■■■■■■(****)の決算発表、5日米雇用統計を通じて市場の均衡点が明らかになった。沈黙を破ったのが関係分■■■■■■(****)。引け比例配分895円S高。米子会社のNY上場表明が手掛かりだ。SPAC(特別目的買収会社)を使い約360億円現地で調達。半年先に収益貢献が見込まれる。支援する■■■■(****)や■■■■(****)、■■■■(****)など後押しも見逃せない。1997~2000年に■■■■■■■(****)が記録的な大商いでテンバガーのWトップ。20年ぶり匹敵する逸材が名乗りを上げた。大手のような成功体験がないだけに青天井。10年先の初動とみられる。待機資金20兆円、経済対策数十兆円具体化待ち。12月3日米連邦債務引き上げ期限まで執行猶予と述べた。追って債券の動揺が株に影響するためで、FRBは利上げを急いでいない。金利先物によると、来年0.5%以上の利上げ75%、0.75%が40%以上という。テーパリング(緩和縮小)も来年6月まで続く見込みだ。しかし、米国株のボラティリティを示すVIX恐怖指数と米国債の同MOVE指数とのギャップ過去10年で最大。自信過剰の米国株にとって危ういシナリオ。来年が「政治の年」といわれ、7月参院選が終わると11月に米中間選と中国共産党大会。後半大荒れが予想される。5日ドイツでコロナ再拡大が伝えられ、ワクチン7割完了で1日当たり感染者数3万7120人。死者数100人超という。米国で5~11歳接種が始まり日本も手を抜くとやられる。
日経平均先物によると、前週末大証ミニ2万9685円(+0.22%)に対しラージ9680円、シカゴ円建て9675円。ダウ先物3万6173ドル(+0.46%)。現物より155ドル安い。VIX恐怖指数16.48(+6.74%)、WTI原油先物81.17(+2.99%)。金先物1819(+1.47%)、ビットコイン円6,944,757(+0.23%)。厚労省が難病特定に全ゲノム解析を決定。次世代シーケンサで個別化医療とがんゲノム研究を促す仕組み。■■■■■■■(****)に出番がきた。5日減損3億2400万円を発表しあく抜け。後半同シーケンサ解析業務約8億円受注の実体が明らかになる見込みだ。
5日の日経平均182円安。大引け2万9611円。TOPIX2041(-14)。東証一部の出来高12億6600万株、売買代金2兆9900億円。10年債0.055%(-0.020)。米10年債1.453%(-0.076)。上海総合が3491(-1.00%)で引けた。マザーズ指数の引け1152.32(+0.78%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。均衡点でS高の銘柄が生まれた。(了凡)