矢も盾もたまらず株高 デフレからインフレに変わる潮目 (2021.10.25)
前週末小反発。日経平均中陽線の引け。200日移動平均線2万8803円を1円上回った。22日ダウ73ドル高(21日6ドル安)に見合うもので、21日米10年債が一時1.7%を突破する一方、23日恒大約95億円利払いも伝えられ正念場。買い戻し一巡後見送られた。FRBが11月2~3日のFOMCでテーパリングに踏み切り、恒大も次の利払い29日を控えているためだ。22日上海総合3582(-0.34%)、香港ハンセン26,126(+0.42%)まちまち。ブルベア綱引きの儘、26日に■■■■(****)、27日■■■■■(****)、28日■■■■(****)など決算発表本格化。19日、米国野村が来年1~3月米CPIコア指数を6%強(9月4.0%)に引き上げた。恒大も年内利払いが相次ぐ上、来年元本の償還待ったなしだ。グループ年商10兆円、延べ従業員300万人、家族1000万人という。米中リスクが高まり、相対的に日本が見直される。一例が都のコロナ感染者数。8月13日5773人をピークに10月23日僅か32人。ワクチン2回接種やマスク、消毒、検温などによるもので、下火になっても手を抜かず「一人勝ち」。米英メディアが持ち上げた。戦争に負けバブルの反動で30年デフレ。失敗体験がもたらした。100年前のスペイン風邪にマスクと消毒でしのいだといわれ、闇勢力に対し光勢力の巻き返し。自民党総裁選を境に参院補選、総選挙。来年7月参院選を通じて政治、経済、文化挙げてアップデート。新政権が次の足場を固めるや、次期トップに女性総理誕生説。女性官房長官と組み旋風も伝えられる。■■■■■■(****)が100年に一度の危機。一緒に乗り切る人材を求めている。コロナによって変化を拒んだ日常が失われ、変わらざるを得ない現実に目覚めた場面。8月から株が騒ぎ出した。カブール陥落によるもので米中生存競争激化。蚊帳の外にいた日本も巻き込まれた。10月第2幕。外資のポジション攻勢が目立ち乱高下。先物売りの現物買いで日本株の嵩上げに入った。コロナ前、外資の持ち株比率2割が直近3割に増加。さらに上乗せの見込みだ。国内待機資金20兆円と新政権の経済対策数十兆円が手掛かり。公的債務1200兆円に対し公的資産GDPの倍以上。個人金融資産2000兆円が後ろ盾。デフレからインフレに変わる潮目に入った。こんな恵まれたポジションなし。戦後最大のチャンス。中長期矢も盾もたまらず国内勢が乗り込んでくる見込みだ。
日経平均先物によると、22日大証ミニ2万8690円(-0.62%)に対しラージ同。シカゴ円建て8700円。現物より105円安い。ダウ先物3万5493ドル(+0.04%)。同184ドル安い。VIX恐怖指数15.43(+2.80%)、WTI原油先物83.98(+1.79%)。金先物1793(+0.64%)、ビットコイン円6,977,000(+1.25%)。フルイとみられる。
22日の日経平均96円高。大引け2万8804円。TOPIX2002(+1)。東証一部の出来高10億5100万株、売買代金2兆4300億円。値上がり933(値下がり1122)。10年債0.095%(+0.010)。米10年債1.634%(-0.062)。マザーズ指数の引け1112.26(-0.17%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。矢も盾もたまらず株高になる。(了凡)