外資がポジション攻勢 ビットコインETF上場渡りに船 (2021.10.21)
まちまち。日経平均小陰線の引け。25日移動平均線2万9177円を上回った。19日米主要3指数上昇を受けたもので、ホロスコープ20日満月売り(11月5日新月買い)の影響じわり。東証一部の値上がり790(値下がり1280)に過ぎない。個別に嵩上げが続く一方、23日恒大デフォルト認定を織り込む場面。主力や半導体関連が見送られ、トータル差し引き底堅い。24日参院補選までじり高とみられ、月末G20(ローマ)と総選挙投開票にかけて見切り発車。TSMCの日本進出が決まり乗り切る見通しだ。中国の場合、国や地方に企業も財務諸表なし。国家統計局のデータが一党独裁。党利党略で何ひとつ信用できない。7~9月期GDP4.9%も辻褄合わせ。不良債権やバブル崩壊の概念なし。何が起きても新常態一点張り。取りつく島もない。人類の20%を占める世界最大の漢民族でありながら、漢字を簡略して都合の悪い過去を葬り、拠って立つ中華思想と朝貢外交で知られる。2007年日本に帰化した石平氏(せきへい=59)の解説に明らかだ。毎年取り沙汰される三峡ダム決壊説と同様放置され、金融システム全体が支障をきたしても「共同富裕」で吸収の構え。どんな事態であれ、中国にとって必要な企業を残す方針に変わりない。世界中緩和マネーの分水嶺を迎え、8~9月米国の債務上限引き上げと中国恒大問題で資金の流れが変わり、金利上昇と相俟って10~11月暴落説が流れた。唯一「駆け込み寺」になったのが日本。それも自民党総裁選に総選挙、来年参院選を控え、10月からコロナ規制解除を境に待機資金20兆円、財投数十兆円投入の触れ込み。新政権の次に初の女性首相候補も取り沙汰され外資がポジション攻勢。先物売りの現物買いで種玉を漁り始めた。TSMCがものになれば西側の勝ち。中国が旧ソ連の二の舞という見立て。プラザ合意(1985)で米国に渡った緩和マネーが30数年ぶり日本に戻るという筋書きだ。我田引水で飛躍もあるが、19日ビットコイン先物ETFが上場され重大な転機。投資信託規定の下で申請されSEC(米証券取引委員会)公認。行き詰まった緩和マネーの捌け口をつくった。米国ETFの歴史で1993年株、2002年債券、04年金に次ぐもの。ドルが12月24~31日債務上限Xデーでテクニカルデフォルトの恐れがあり、ビットコインETF上場が渡りに船。■■■■■■(****)も呼応している。
日経平均先物によると、20日大証ミニ2万9270円(-0.03%)に対しラージ同、シカゴ円建て9285円。現物より29円高い。ダウ先物3万5319ドル(-0.01%)。同38ドル安い。VIX恐怖指数15.66(-3.99%)、WTI原油先物81.58(-1.04%)。金先物1780(-0.54%)、ビットコイン円7,209,049(-0.71%)。徐々に足場を固めた。
20日の日経平均40円高。大引け2万9255円。TOPIX2027(+1)。東証一部の出来高11億1700万株、売買代金2兆7000億円。10年債0.090%(+0.005)。米10年債1.637%(-0.007)。上海総合が3587(-0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1140.11(-0.11%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。外資がポジション攻勢に入った。(了凡)