戦後最大のチャンス 8月末口火を切り10月に第2幕 (2021.10.13)
4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。海外株安に差し込まれた。持ち高調整の煽りとみられ、米主要3指数続落や上海・香港安も足かせ。前日まで延べ1200円戻し一服に過ぎない。7年ぶり1バレル82ドル台の原油、3年ぶり1ドル113円台の円安など4ヵ月で5%上昇したドル高が主因。米10年債1.61%攻防に明らかで、18日米債務上限引き上げの有無が焦点。中国の恒大デフォルト問題と伴走しており、市場でカウントダウンが始まった。FRBがテーパリング(緩和縮小)してもしなくても限界といわれ、コロナが大筋ピークアウトしただけに、18日にかけて売りも買いも反対売買待ったなし。幸か不幸か、日本だけ蚊帳の外だ。12日ロイターによると、日本はインフレが進まず長く金融緩和を続けられる状況が整っている。日本だけ特殊で現時点では緩和縮小の必要がないため、円の単独安につながっている。今後米債務上限や恒大問題で再び警戒が高まると、9月後半から続いているドル高円安が巻き戻されるという。至極尤もな解説だが、米中にとって死活問題。8月カブール陥落を口火に世界中の駐留米軍が撤収シフト。コロナ頭打ちから金融緩和一巡。米国で溢れ返る緩和マネーが運用に行き詰まり外に飛び出した。中国もネズミ講に近い独善的な信用創造が限界に達し不動産バブル崩壊。マネーが海外流出の模様。10月にも共倒れといわれる。日本の場合、8月末口火を切り10月第2幕。19日総選挙告示、31日投開票。来年7月参院選に向け株高の公算が大きい。消去法によるもので、コロナ明け待機資金20兆円と新政権の経済対策数十兆円が呼び水。自前の有効需要によりGDPが大幅に伸びる見通し。日経平均4万円に目鼻がついた。来年4月の東証再編でプライムに人気殺到。スタンダード、グロースも水準訂正。名証のプレミア、メイン、ネクストにも嵩上げの波が予想される。大手メディアが半導体で世界最大手「TSMC」の熊本進出を伝え、日本政府が資金をはじめ誘致を後押し。費用の半分「経済安保」支援といわれ、関係分の■■■■(****)と■■■■(****)も乗り気だ。東南アジアのコロナ感染が下火となり、■■■■■■(****)も12月から来年3月まで約9万7000台増産を検討中。外資の先物売り現物買いに見合うものだ。10~11月戦後最大のチャンスと考えられる。
日経平均先物によると、12日大証ミニ2万8240円(+0.53%)に対しラージ同、シカゴ円建て8255円。現物より24円高い。ダウ先物3万4386ドル(+0.03%)。同110ドル安い。VIX恐怖指数19.83(+5.65%)、WTI原油先物80.91(+0.48%)。金先物1762(+0.40%)、ビットコイン円6,479,391(+0.48%)。■■■■■■(****)の調整一巡。収益のほか取組も好転し、22年前の■■■■■■■(****)に匹敵する足取りだ。
12日の日経平均267円安。大引け2万8230円。TOPIX1982(-13)。東証一部の出来高11億3400万株、売買代金2兆5600億円。値上がり375(値下がり1743)。10年債0.090%変わらず。米10年債1.600%(-0.011)。上海総合が3546(-1.25%)で引けた。マザーズ指数の引け1100.00(-2.08%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。戦後最大のチャンスだ。(了凡)