株高の条件揃った日本 10~11月マネー米中から飛び出す (2021.10.12)
週明け続伸。日経平均大陽線の引け。4~5日窓埋めを完了した。米主要3指数反落を受けて安寄りしたが、中国の電力不足が供給制約緩和により後退。米10年債1.6%台に伴う円安・ドル高、都のコロナ感染者数3日連続今年最低。さらに、首相の金融所得課税当分見送りも伝えられ後場高値圏で頑強。75日移動平均線2万8545円のほか200日線2万8709円、半値戻し2万9045円も視野に入った。25日線と乖離-3.42%、東証一部の騰落レシオ107.20%。売られ過ぎの解消が見込まれる。中国が不動産バブル崩壊と電力危機なら、米国もインフレと債務上限引き上げ難航で首が回らない。就中、米国の債務上限問題。FRBが米政府に対し本気で貸倒れ懸念を持ち始めたとみられ、18日まで双方妥協しないとマーケット大荒れ。米国は存在してもドル暴落が避けられない。FRBが12連銀のもと、米政府に運転資金を貸し出しサヤを稼いでいる現状からデフォルト五分五分という。2025年金本位制復帰が噂にのぼる所以だ。闇勢力が金のほか銀先物も売り叩き、双方現物でしこたま溜め込んでいる模様。日本株もこの一環で先物売りの現物買い。8月末口火を切り10月第2幕と考えられる。先進国指折りデフレの国で、経済再開によりインフレと金利上昇懸念がない。デフレ回避に待機資金20兆円、財投数十兆円。新政権が単年度主義を見直し、一時的に国と地方のプライマリーバランス(基礎的財政収支)凍結まで打ち出した。与党が総選挙に勝つと半年か1年GDPが大幅に伸びる見通し。これほど株高の条件が揃っている国も珍しい。8月が緩和マネー洪水の分水嶺。10~11月米中から飛び出したマネーが日本に向かうとみられ第2幕。訳のわからない好景気となって居座る旨述べた。いち早く上放れたのがビットコイン。米中当局の規制に拘らず、4月の最高値700万円を指呼の間にとらえた。法定通貨のしばりがなくブロックチェーンで固めているのが見どころ。関係分の■■■■■■(****) も半値・全値戻し。中長期倍返しが見込まれる。後日怒涛のような日本株の嵩上げに、無為無策の日銀が躊躇なく慌てふためくに違いない。異次元緩和から8年余り、金城湯池のツケがたまっている。
日経平均先物によると、11日大証ミニ2万8500円に対しラージ同、シカゴ円建て同。現物と一線になった。ダウ先物3万4494ドル。現物より252ドル安い。VIX恐怖指数20.41(+4.45%)、WTI原油先物81.75(+3.94%)。金先物1754(-0.17%)、ビットコイン円6,337,045(+3.24%)。今週一杯ポジション調整とみられ、18日に備える動きだ。
11日の日経平均449円高。大引け2万8498円。TOPIX1996(+34)。東証一部の出来高11億9400万株、売買代金2兆7000億円。値上がり1834(値下がり295)。10年債0.085%(+0.005)。米10年債1.611%(+0.004)。上海総合が3591(-0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け1123.34(+1.61%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****) 、■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■(****) 、■■■■■■(****) 、■■■■■■(****) 、■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■■■■(****) など。株高の条件が揃った。(了凡)