9~10月一皮むける 首相交代から日経平均押し上げる (2021.09.17)
続落。日経平均中陰線の引け。5日移動平均線3万0466円を下回った。米主要3指数反発にひきかえ、上海総合や香港ハンセン安が「達成感」を助長している。25日線と乖離5.69%、東証一部の騰落レシオ134.31。来週21~22日FOMC、前後に飛び石連休を控え、29日自民党総裁選にかけて反転が見込まれる。15日JPモルガンのレポートが面白い。日本は過去の事例から首相交代が円と日経平均を押し上げるという。17日総裁選告示から直線コース。誰が当選しても高い。16日野田氏が推薦人を確保し4氏の争い。票が割れる分、接戦の公算が大きい。議員383・党員同計766票。内輪の公選で地上波やネットの世論調査も当てにならない。欧米のほか中ロや北朝鮮が軍事挑発。威嚇されても、抗議するだけでうやむやのため延々続く。北のミサイル発射が1993年から28年続いている模様。2026年に米軍沖縄基地撤退が内定しあと5年で黒船来航(1853)レベル。今年が10年先の初動だけについて回ること請け合いだ。31年ぶり日本にチャンスがやってきた。TOPIXと日経平均の戻り高値更新によるもので、この上、1989年末の最高値前者2884、後者3万8915円更新が目安。10月1日から関係分の■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)が採用されピッチが上がる見通し。総裁選後に総選挙があり、来年7月参院選で峠。失われた30年を取り戻すところにきた。世界の主要市場がバブルにまみれ。7月まで11ヵ月出遅れた日本の出番。半年か1年で10年分動く。リーマン危機前1兆ドルといわれたFRBの緩和マネーが直近8兆ドル。約760兆円増加し空前のスケール。必要なら躊躇なく実施する点で日銀と同じ。おのずと2012年秋に似てきた。当時、新自由主義の浜田教授(85)に乗せられたアベノミクスパートⅡ。日本の場合、財務に余裕がありスケールアップ。運用を持て余す外資のカモになりそうだ。
日経平均先物によると、16日大証ミニ3万0195円(-0.03%)に対しラージ0190円、シカゴ円建て同。現物より約130円安い。ダウ先物3万4796ドル(-0.07%)。同約20ドル安い。VIX恐怖指数18.59(-4.47%)、WTI原油先物72.52(-0.12%)。金先物1779(-0.83%)、ビットコイン円5,242,686(-0.42%)。小甘い動きだ。
16日の日経平均188円安。大引け3万0323円。TOPIX2090(-6)。東証一部の出来高12億6100万株、売買代金3兆4600億円。値上がり892(値下がり1186)。10年債0.040%(+0.010)。米10年債1.314%(+0.015)。上海総合が3607(-1.34%)で引けた。香港ハンセン24,658(-1.49%)。マザーズ指数の引け1141.28(-3.65%)。例年10月にノーベル賞関連が人気化。今年も気になる材料がある。15日伝えられたもので、ゲノム編集、難病治療に活用期待。患者の体内で狙った遺伝子を改変し海外で初めて成功。クリスパー/キャスという技術を使い、トランスサイレチン型アミロイドーシスの治療が可能という。事実なら■■■■■■■(****)に喝が入る。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。9~10月一皮むける。(了凡)