2012年に似てきた 月末にかけて新政権期待高まる (2021.09.14)
週明け一進一退。日経平均下影陽線の引け。高値引けだ。ダウ先物が高いほか、都のコロナ感染者数減、自民党総裁選・総選挙向け政策期待など手掛かり。28日権利つき最終日にかけて配当・優待取りを視野に、今期■■■■■■(****)の下方修正900万台(従来930万台)まで織り込んだ。17日総裁選告示が迫る中、中国やロシア、北朝鮮の相次ぐ軍事挑発が伝えられ、政治空白に探りを入れる動き。世界の緩和マネーが8月を境に米国から日本に流れ始めた矢先、一段と緊迫した場味になっている。5日移動平均線3万0186円をべースに2月高値3万0715円をうかがう場面。TOPIXも高値引けで31年ぶりの水準。高値期日を通過し難平買いも入ってきた。総裁選の世論調査によると、前週末日経が河野氏27%、石破氏17%、岸田氏14%、高市氏7%の順。朝日は河野氏33%、石破氏16%、高市氏8%。ヤフーが高市氏49%、河野氏26%とユーチューブの印象。権利落ち後、市場の解が本物かどうかわかる。米国株ロング日本株ショートが逆転する日とみられ、黄金分割3万2100円。2月高値から8月安値の倍返し3万4400円。中長期4万円と述べた。日経ビジネスが伝えた「気づけば世界の先頭を走っていた日本のコロナ対策」に見合うもの。10日発売された「コロナ制圧その先の盛衰」(梅屋真一郎著・日経プレミアシリーズ)にも明らか。野村総研現職でデータ分析に詳しい。デルタ型で局面が一変し、ワクチンによる集団免疫が困難になった。結局、できる限り接種促進。一定の感染者を想定した医療体制の整備、ある程度の行動規制も不可欠で日本政府の原案通り。欧米や豪州も厳しいロックダウンから日本に追随。接種が本格化した後のスピードで比較すると、近く日本が米国を抜く見込みだ。おのずと経済再開に弾みがつくと考えられ4万円まで問題ない。2022年春が感染制圧の目安という。仮に収束に向かっても経済再開に支障。元に戻らないためで変わらざるを得ない。持続困難な企業が続出。高齢化が進み過剰債務問題やデジタル化に直面。生産者革命待ったなし。にも拘らず、改良改善を重ね解決を目指すわけで、市場がお金の流れをたどり解に迫るのが現状。2012年に似てきた。新たに10年先の初動を物語っている。
日経平均先物によると、13日大証ミニ3万0380円(+0.16%)に対しラージ0390円、シカゴ円建て0440円。現物と並ぶ水準。ダウ先物3万4810ドル(+0.58%)。現物より200ドル以上高い。VIX恐怖指数19.25(+0.45%)、WTI原油先物70.34(+0.89%)。金先物1789(-0.13%)、ビットコイン円4,882,701(-3.49%)。乱高下が続く。
13日の日経平均65円高。大引け3万0447円。TOPIX2097(+6)。東証一部の出来高11億3500万株、売買代金2兆8500億円。値上がり1534(値下がり554)。10年債申さず。米10年債1.333%(-0.001)。上海総合が3715(+0.33%)で引けた。マザーズ指数の引け1181.82(+0.34%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****) 、■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■(****) など。月末にかけて新政権期待が高まりそうだ。(了凡)