日経平均中長期嵩上げ 総選挙に向け日本も大盤振る舞い (2021.08.25)
続伸。日経平均小陽線の引け。窓を空けて25日移動平均線2万7664円を上回った。23日、米主要3指数続伸が手掛かり。FDA(米食品医薬品局)が承認したファイザーとビオンテック共同開発の新型ワクチンを好感したもので後場伸び悩み。先物を見ると、戻り売りをこなし確り。12日の戻り高値2万8279円が上値の関門になった。米国のS&P500種。機関投資家の砦といわれ、今年最高値更新3~4日に1回。これまで年率換算80回という。コロナ禍、無限緩和に伴う財政の大盤振る舞いによるもので押しらしい押しなし。27日オンライン開催のジャクソンホール織り込み済み。日本も巻き込まれた。米欧で7~9月期景況感が悪化しており、■■■■■■(****)9月4割減産が現状。10月正常化しても営業利益1000億円下振れといわれる。8月後半、アフガン情勢が動いたのもタリバンの兵糧が尽きたため。事実上消耗戦に入った。24日入手した情報によると、日本はしばしば米国が導入する政策の実験場。日銀がゼロ金利と国債大量買いで先行しFRB追随。債務も20年前経済規模を上回り同様。さらに、米議会が何兆ドルもの新たな支出を検討中だ。日銀が資産購入プログラムで国債を半分所有したのに対しFRB5分の1。日本は自国通貨で発行するため米国同様恵まれた国。三井住友トラストのエコノミストが、11月までに行われる総選挙に向けて大盤振る舞いの経済対策が必要という。岡三のエコノミストも、政府が長期にわたり毎年予算を30%拡大し、30兆円(2700億ドル)需要をつくり出す必要を説く。さざ波で有名な高橋洋一教授(66)。政府が日銀に支払った金利は復路国庫に戻る上、償還期限を迎えた国債を借り換え。500兆円にのぼる政府借り入れに実質金利がつかず返す必要もないという。他国に比べ長期金利が大きく上昇した場合の対応に問題が残る。しかし、10~12月期放置できず。取り返しのつかない情勢になると日本でも革命が起きる。民間が待機資金を積み上げても、使う人がいなければ経済が回らない。よって、在来の官製バブルにデジタル通貨も林立し、世界中ええじゃないか(1867~68)に似た雰囲気。御蔭参りがデートアップ(最新の状態に更新)しそうだ。
日経平均先物によると、24日大証ミニ2万7605円(+0.20%)に対しラージ7790円、シカゴ円建て同。現物より約60円高い。ダウ先物3万5344ドル(+0.16%)。同横ばい。VIX恐怖指数16.99(-8.46%)、WTI原油先物66.36(+1.10%)。金先物1807(-0.17%)、ビットコイン円5,452,000(+0.35%)。比較的確りだ。ビットコインの場合、主要中銀が規制に合意した由。上げ賛成になった。ブルッキングス研究所によると、日本のパワーが過小評価されている。日はまた昇るという。
24日の日経平均237円高。大引け2万7732円。TOPIX1934(+19)。東証一部の出来高9億5900万株、売買代金2兆3300億円。値上がり1799(値下がり312)。10年債0.015%変わらず。米10年債1.266%(+0.015)。上海総合が3514(+1.07%)で引けた。マザーズ指数の引け1072.60(+0.76%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。■■■■(****)を買い下がりだ。プラザ合意来2度目のバブル。日経平均中長期嵩上げが予想される。(了凡)