30日発表のCPI焦点 消去法で4、5月日本株高い (2012.03.23)
22日も売り先行で始まった。買い戻し一巡後まちまち。シカゴ先物1万円、2月の貿易収支329億円黒字を受けたもの。季節調整値が3132億円赤字といわれ円高・円安譲らず。主力は高値圏にあり、大半小康を保っている。次は30日発表されるCPIが焦点。円安に伴うエネルギー・原材料高と低温が響き消費に足かせ。発表直後から日銀に対し追加緩和期待が出そうだ。21日米国10年債利回りが2.3%割れ(日本の新発10年債1.020%)でタイムリーなポジション。日経平均はNYダウともつれ合って年度末高い。4、5月日米ともに主力中心の踏み上げが予想される。売り方にとって日経平均が昨年11月25日8135円をつけ期日が5月。■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、それに■■■■(****)、■■■(****)など信用倍率1倍割れ。15日述べた■■■■(****)、■■■(****)然り。4、5月売り方が踏めば6、7月買い方の投げも予想される。4、5月ギリシャ総選挙、昨年7月以来NYダウ月足10本を数えるのも悩ましい。金融に寄りかかった需給相場になっているためだ。GW明け大荒れも考えられる。21世紀に入り10年以上。20世紀と同様混沌とした展開。イスラエルvsイランを口火に第3次大戦も伝えられる場面である。動くとすれば4、5月乃至6、7月と述べた。動いたところで何も解決しないが、米国経済が崩壊し、覇権を消失すると、日本が一番恩恵を受けるとみられ興味深い。たとえば、GDP1ドル生み出すのに必要なエネルギーが世界で一番小さい。製鉄、製錬、火力発電などエネルギー効率ダントツで、計算すると原発54基全部止めても電力不足にならないという。太陽光発電、地熱、風力、バイオマスなど代替エネルギー開発も旺盛である。ところが、米国は日本やフランス、ドイツに比べ1人当たりエネルギー消費量が倍。1人当たりGDPが同じだけに、株高と原油高の限界がくると回らなくなる。ドルが基軸通貨でなくなる日はきわめて近いという。米国議会が軍事予算を削り始めたのが直近の手掛かり。軍事威嚇が弱まるとドルの価値も下がる。1ドル50円割れも真顔で語られるようになった。
日経平均は40円高。午後2時過ぎ内需関連が持ち直し1万0127円の引け。出来高19億8400万株、売買代金1兆2900億円。配当取りも入ったようだ。■■■(****)が前日に続きリリース。■■■■■(****)との眼疾患プロダクト★‐646240第Ⅱa相治験開始を伝えるもの。引け12万6400円と甘かったが、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など鳥肌が立つように高い。政府は5月までに医療産業強化戦略をまとめる方針。19日IR続出と述べたが、名うての共同開発先が雄叫びをあげ呼び水を送り始めた。内需関連では、■■(****)を筆頭に■■■■(****)、■■■■■■■(****)、ダークホース■■■■(****)がレギュラー。復興庁の予算執行は遅れ気味だが、実需の裏づけが支援材料。このうち、■■■■■■■(****)のスケール拡大。業績拡大に新素材開発が魅力で信用倍率5.91倍。500円相場も考えられる。■■■■(****)と ■■■■■■(****)は4、5月乃至6、7月つかまえる。来年の銘柄である。マルクスが述べた生産過剰、ケインズの需要不足も顕在化。IT革命で拍車がかかってきた。消去法で日本。CPIが発表される30日から本番を迎える。(了凡)