証券ビュー

アンコール伊勢町

一歩引いて臨むところ 胸に手を当て考えるところにきた (2021.06.29)

 週明け小動き。日経平均小陰線の引け。模様眺めだ。日本時間29日未明、米アリゾナ州マリコパ郡の米大統領選再集計待ち。4月下旬から2ヵ月、中断、再開の挙げ句に全米2番目の選挙区(最大ロスアンゼルス)で210万票の監査終了。昨年11月フォックスニュースが投開票早々バイデン氏当選を伝えた経緯から、トランプ氏が「皆さんこの結果をどう受け止めますか」ときた。早耳筋によると、法医学的見地から踏み切ったといわれ前例がない。引け後先物が安く相場にならないわけだ。コロナワクチンも開発と変異・デルタ株を巡り闇勢力のマッチポンプ説有力。先駆したイスラエルや英国、米国など接種拡大頭打ち。副作用に跳ね返り新たな対応を迫られた。インフレと金利上昇の関係に似ている。トランプ氏が再開したSNSによると、カーター大統領時代(1977~81)の政策金利8.5%~19%に匹敵する記録的なインフレも考えられるという。従来米CPIが最も上昇率の小さいものを集めて公表され、5月5%(4月4.2%)というから只事でない。サマーズ氏が「年末5%にかなり近い状態」と述べ我に返った。週明け「初動」とみられ先物ジリ安に一理ある。4月の米CPI4.2%にしても、ガソリン49.6%。中古車21.0%、航空運賃9.6%上昇など除外されたもの。バイデン政権発足わずか4ヵ月で6.4兆ドル(約700兆円)の景気対策を可決。24日超党派による1兆ドル(約110兆円)のインフラ法案合意と畳みかけてもピンとこない。FRBがいつまでゼロ金利でいられるか時間の問題だ。米国はこれまで負けたことがないといわれ、中国も勝ったことがないと聞いているだけに心許ない。双方お釈迦になり漁夫の利が日本としても、各々持ち堪られるかどうか。胸に手を当て考えるところにきた。29日米大統領選の不正投票が明らかになり、コロナとワクチン開発も不可分とすれば、7~9月期流れを変えないとお手上げだ。25日満月売りに対し7月10日(土)にかけて新月買いと出ている。チャートを見ると、5日移動平均線2万8949円と25日線2万8916円がゴールデンクロス。ともに一目均衡表の雲の上に出た。ものによると75日線2万9072円を抜きそうだが、28日東証一部の出来高8億7000万株、売買代金1兆9600億円に過ぎない。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)をベースに■■■■■(****)が伏兵と考えられる。原油先物が2018年10月以来高値をつけ、闇勢力の巻き返しも胸突き八丁にさしかかった。
 日経平均先物によると、28日大証ミニ2万8925円(-0.09%)に対しラージ8930円、シカゴ円建て8935円。現物より約120円安い。ダウ先物3万4287ドル(-0.13%)。同約150ドル安い。VIX恐怖指数16.20(+1.44%)、WTI原油先物73.96(-0.12%)。金先物1778(+0.03%)、ビットコイン円3,774,430(-1.70%)。7月2日、6月の米雇用統計発表が新たな手掛かりだ。
 28日の日経平均18円安。大引け2万9048円。TOPIX1965(+3)。値上がり1466(値下がり624)。10年債0.055%(+0.010)。米10年債1.519%(-0.009)。上海総合が3606(-0.03%)で引けた。マザーズ指数の引け1207.04(+0.87%)。青天井になった。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。一歩引いて臨むところだ。(了凡)