サービス業が様変わり 落ち込んだ分リバウンドも大きい (2021.06.15)
週明け反発。日経平均小陽線の引け。75日移動平均線2万9101円を上回った。11日米主要3指数続伸、S&P500種最高値更新を受けTOPIX中心に確り。手詰まりで東証一部の売買代金が今年3番目の薄商い。15、16日FOMCを控えポジティブな場味。11、12日G7サミットでバイデン氏を担いだ闇勢力が直近4年トランプ氏の綻びを繕った。6月に入り米CPI4.2%とビットコイン3万201ドルを総括。4日米雇用統計、11日メジャーSQを吸収し、FOMCも拍子抜けの見込みだ。何より、国内のワクチン接種が進みコロナ感染鎮静化。20日3度目の緊急事態宣言が解除され、五輪開催となれば否応なく買い戻しが始まる。1年以上売り叩き、セルインメイの挙げ句落とし前を迫られた。ワクチン接種が「1日100万回」ペースで欧米に遜色ない上、野党の不信任決議案やパラリン(最終9月5日)後の臨時国会を加味して10月10日総選挙説まで出始めた。9月にデジタル庁が発足し、AIやIoT、DX関連が賑わうのも自明。100年に1度、「黄金の20年代」を疑似体験できる。米国の例から製造業よりサービス業のリバウンドが大きく、コロナで落ち込んだ分倍返し。ワクチン接種率上昇と感染率低下に拍車がかかり、サービス業にブームがやってくる。日本の場合、五輪開催と総選挙を手掛かりに鬱憤ばらし。ワクチン接種が本格化した5月後半から助走が始まった。週明け75日移動平均線を上回り中長期ゴーサイン。■■■■■■(****)の1万円乗せから次の幕が上がりそうだ。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、FRBはインフレが2%に達し、さらに上昇する見通しになるまで利上げを控える方針。3月時点で2024年以降を見込んでいる。しかし、4、5月予想以上のインフレを記録。雇用を巡る考え方が見直されているのも事実で、FOMC終了後最新の見通しが発表される。
日経平均先物によると、14日大証ミニ2万9130円(-0.03%)に対しラージ同、シカゴ円建て9135円。現物より約30円安い。ダウ先物3万4475ドル(+0.04%)。同肩を並べた。VIX恐怖指数15.94(-0.99%)、WTI原油先物71.40(+0.69%)。金先物1855(-1.27%)、ビットコイン円4,313,131(+0.84%)。探り合いが続いている。ブルームバーグによると、自動車や公益、ハイテクなど欧米主要企業の設備投資が拡大。欧州が2021年計62兆円(26%増)のほか、米国も2002年以来約20年ぶりのスケール。大型投資が市場の高値更新をリードするという。EU復興基金による拠出増とバイデン氏の長期インフレ計画によるもので、日本も刺激を受けそうだ。ロイターによると、14日ビットコインが4万ドル弱と2週間ぶりの高値。テスラのCEOが再び車の支払いを認める旨ツィート。マイニングで再生可能エネルギーの使用をふやすのが条件という。それに、ウォール街でビットコインがドルに代わるか焦点になっている。エルサルバドルの議会通過を受けたもので、クレジットや紙幣、硬貨、小切手など代用手段。補完不可欠。成功が保証されないだけだ。
14日の日経平均213円高。大引け2万9161円。TOPIX1959(+5)。東証一部の出来高8億5400万株、売買代金1兆9600億円。値上がり1109(値下がり972)。10年債0.035%(+0.005)。米10年債1.460%(+0.008).上海休場。マザーズ指数の引け1198.72(+1.38%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。製造業よりサービス業が様変わりだ。(了凡)