5月の落とし前6月 緊急避難と駆け込み寺受け入れ (2021.06.01)
週明け反落。日経平均中陰線の引け。9ヵ月連続月末安だ。前週末買い戻しの反動と米国休場に伴うポジション調整が主因。4月の鉱工業生産がコロナ前を0.5%上回る一方、5月のPMIが前月を0.1%下回った中国の景気も儘ならず見送られた。月替わり2週間、6月4日米雇用統計発表と同11日SQにかけて正念場。再び乱高下の見込みだ。中陰線に拘らず5日移動平均線2万8750円を上回り、75日線2万9247円と25日線2万8640円が目障り。ぎくしゃくした地合いで前半の関門とみられる。何より、英米主要メディアが一斉にパンデミック人工説を伝え始めたコロナが先決。状況証拠積み上げが進み、中国の武漢研究所で変異ウィルスがつくられ、当初3人死亡の解明が手掛かり。コウモリ経由の「自然発生」説に根拠なく、某Drによる機能獲得実験と動物学者らパートナーが介在し、WHO武漢調査団の報告を否定するもの。2002年中国広東省発サーズを伏線にパートⅡの段階という。5月30日夜、同省広州で移動制限が発表されピンときた。中国政府が黙秘する一方、バイデン政権が90日以内に解明指示。6月一杯17年ゼミ大量発生に出くわし市場も混乱しそうだ。5月31日現在、国、地域別100人当たりワクチン接種完了人数によると、イスラエル56.65人を筆頭にチリ、米国、UAE、英国と続き、日本2.56人で世界20位。絶対数でも米国1億3537人に対し日本322万人に過ぎず、接種率10%未満。今後上昇しても日経平均に連動すると考えにくい。後日、人工ウィルスとわかれば逆回転。一度接種するとADE(抗体依存性増強)により治療のすべがなくなるという。PCR検査を開発した博士が当てにならないと述べ、謎の死を遂げた旨述べた。国会議員や医療関係者も大半知ってるはずで接種率1ケタにとどまっている。しらけて前に進まないわけだ。FRB議長が5月20日の講演で米国の中央銀行デジタル通貨に言及。今夏メリットやリスクなど基本的な考えを公表するというが、5月に仮想通貨の時価総額が2兆ドルを突破しドルの流通量を上回ったのと無縁でない。一旦売り叩き「ドル本位制」を取り戻しても、実際に双方とも必要で片手落ち。そもそも、FRBやECB、日銀も株式会社で中央銀行にあらず。FRBがロックフェラーの金庫番で米国政府に貸しつけ資金を回しているように、FRBも12の連銀で成り立ちユダヤ系資本がバック。2000年同時多発テロ、08年リーマンショックに懲りずコロナ危機をつくり出し、通貨発行権を最大限利用して1%vs99%による格差拡大に乗り出した。グレート・リセットとベーシック・インカムが彼らの符丁。5月米CPI4.2%とビットコイン3万201ドルの落とし前が6月。米雇用統計と日本のSQにも皺寄せがくる。緊急避難と駆け込み寺を受け入れるほかない。
日経平均先物によると、5月31日大証ミニ2万9035円(+0.17%)に対しラージ9040円、シカゴ円建て9015円。現物より約160円高い。ダウ先物3万4543ドル(+0.13%)。同約30ドル高い。VIX恐怖指数16.76(+0.12%)、WTI原油先物66.60(+1.34%)。金先物1906(+0.20%)、ビットコイン円3,921,386(+1.33%)。円全面安の流れという。
5月31日の日経平均289円安。大引け2万8860円。TOPIX1922(-24)。東証一部の出来高10億2000万株、売買代金2兆2400億円。値上がり420(値下がり1712)。10年債0.080%変わらず。米10年債1.582%(-0.019)。上海総合が3615(+0.41%)で引けた。マザーズ指数の引け1150.06(+0.43%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■(****) 、■■■■■(****) 、■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■■■■(****) など。踏ん張りどころだ。6月2日取材のため、3日付本欄休載の予定です。(了凡)