担ぎ出した1万円相場 4~6月期初動のクライマックス (2021.05.28)
6日ぶり反落。日経平均上十字足の引け。後場下げ渋った。米主要3指数小反発を受けたもので自律調整。手詰まりな上、緊急事態宣言延長が伝えられ、MSCI銘柄入れ替えも撹乱要因。東証一部の出来高24億0400万株、売買代金5兆5900億円にのぼる。2018年2月6日以来という。MSCIの場合、大・中型株で構成する標準指数を大引け終値で29銘柄除外。新規採用ゼロで売りが目立つ。しかし、関係分の■■■■■■(****)が大引け間際9000円をつけ、引けも上場来高値を更新。1万円相場が視野に入った。4~6月期初動のクライマックスとみられ、9月末基準日に1株を5株に分割。10月以降割安と考えられ引け640万株売りをこなした。あるがまま合理性を問われ、市場の期待にこたえたものだ。これで28日発表される米PEC(個人消費支出)物価指数にミシガン大学の消費者期待インフレ調査など吸収。12日の決算発表を分水嶺に一歩抜け出した。1万2600円が新たな目安。日経平均換算4万3200円。2021年の定期見直しから構成銘柄の入れ替えが始まる見込みだ。■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■(****)。さらに、■■■■■(****)や■■■■■■(****)など有力候補。日本も2極化が進み値嵩ダントツの時代。AIやIoT、DX、5Gなど第4次産業革命に拍車がかかる。コンピュータOSに続き全固体電池も日本人の発明といわれ、半導体がスーパーサイクルに入った。ハードとソフトを結ぶ上でも市場が■■■■■■(****)を担ぎ出した。来週から約2週間、6月4日米雇用統計(5月)発表と同11日SQにかけて正念場。同10日新月だけにホロスコープが買いのサイン。悲観人気が裏目に出そうだ。27日入手したマッキンゼーの調査によると、回答した米国人2万5000人のうち半分が家計破綻目前。失業した場合、生活費が2ヵ月しか持たないという。地方の回答者も取り残されるリスクを感じている。今夏コロナを克服しても、オフィスや学校、レストランがノーマルに戻ったところで、古いシステムを再び受け入れることを意味しない。一方、米国の雇用者数が依然パンデミック前の水準を1000万人下回る。実際に大盤振る舞いの失業給付、健康上の懸念や子育て問題など労働者の職場復帰を妨げている。ユーロ圏についても、今後1年半か2年先に完全雇用が達成され賃金が力強く上昇。米国は財政出動が過熱しており、ユーロ圏より経済が沸騰するなど取りつくシマがない。日本はワクチンや五輪、再三の緊急事態宣言など揉めにもめているが、27日トヨタが再び上場来高値を更新。1万円相場に駒を進めると、新しい流れに気がつくはずだ。
日経平均先物によると、27日大証ミニ2万8440円(+0.16%)に対しラージ8580円、シカゴ円建て8585円。現物より約40円高い。ダウ先物3万4279ドル変わらず。同約40ドル安い。VIX恐怖指数17.94(-4.78%)、WTI原油先物65.72(-0.74%)。金先物1896(-0.23%)、ビットコイン円4,288,638(-0.21%)。曲がりなりにバランスを保っている。米国の役員室や投資グループの会合など、コロナ後経済の先行きに楽観的で、ブームが10年続くとの見通しも伝えられた。
27日の日経平均93円安。大引け2万8549円。TOPIX1911(-9)。値上がり474(値下がり1647)。10年債0.070%変わらず。米10年債1.589%(+0.013)。上海総合が3608(+0.43%)で引けた。マザーズ指数の引け1145.88(-0.24%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。■■■■■(****)が戻り高値を更新。すっかり若返った。(了凡)