証券ビュー

アンコール伊勢町

20年ぶり日の丸救世主 ドル決済を補完する準備通貨の役割 (2021.05.26)

 自律反発の延長上。日経平均小陽線の引け。東証一部の値上がり698(値下がり1417)にとどまった。米主要3指数上昇を受けたもので、米国務省の対日渡航中止勧告に拘らずハイテクの一角が確り。国内でコロナ感染一服やワクチン接種拡大のほか、ビットコインの急反発も支援材料という。テスラのCEOが北米ビットコイン採掘業者と協議し、計画中の再生可能エネルギー使用量公表を条件にテスラ車購入に伴う同通貨支払いを事実上認める内容。関係分の■■■■■■(****)が東証一部の値上がり率トップに顔を出した。目先ビットコインの半値戻し4万7500ドルが目安。中長期倍返し、テンバガーも考えられる。1999~2000年のITバブル当時、■■■■■■■(****)が連日記録的な大商いで大化けした例に次ぐもの。20年ぶり、日の丸救世主になりそうだ。20日香港のヘッジファンド年次総会が新たな手掛かり。今後ブロックチェーン革命に向けて分散型金融、暗号資産がマネーや経済、投資などアップデート。連結子会社コインチェックと連携し将来の可能性を試すところにきた。■■■■(****)や■■■■(****)、旧長銀の■■■(****)など後方支援。ブロックチェーンのシステムを取り込む狙いもある。マーシャル・ウェイスのフェアバリュー(適正価値)1700円が小さく見えた。4~5月の調整が10年先の初動とみられ割高修正の巻き戻し。万一、1年後株の大暴落でお釈迦になろうとドル決済を補完する準備通貨の役割を期待できる。12日米CPI4.2%と19日ビットコイン3万201ドルが口火になった。6月にかけてワクチンや五輪、17年ゼミなど売りと買いだけで捌けない。ロイターによると、米製造業が「ポストコロナ」の深刻な人手不足を伝えており、非製造業も財投の大盤振る舞いが一巡すると然るべき仕事にありつけない。日本も似たような経緯だ。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国でワクチンの件りがよくわかる。接種済の人は慎重ながら楽観的で、混み合う娯楽施設に出掛けるのを躊躇している。これに対し、未接種の人はリスク許容度が高く、すでに日常の生活を送っている。経済活動再開により先頭に立った。未接種の人は4月以降娯楽施設で昨年1月に比べ20%支出が増加する一方、接種済の人は同10%増にとどまった。人出は今年の冬に増加し、接種率が5月3日現在45%を下回っている州が上回っている州より速いという。断片的なものでつかみどころがない。大量のキャッシュが米国の金融システムに流れ込み、FRBが政策金利の維持に苦慮している。世界中、手詰まりに陥った。
 日経平均先物によると、25日大証ミニ2万8590円(-0.03%)に対しラージ同、シカゴ円建て8595円(+0.35%)。現物より約40円高い。ダウ先物3万4447ドル(-0.28%)。同約50ドル高い。VIX恐怖指数18.28(-9.28%)、WTI原油先物65.73(-0.47%)。金先物1881(-0.14%)、ビットコイン円4,023,241(-5.23%)。恐怖指数が甘い。今夏、電力需給が数年来最も厳しいという。
 25日の日経平均189円高。大引け2万8553円。TOPIX1919(+6)。東証一部の出来高9億9200万株、売買代金2兆2000億円。10年債0.075%変わらず。米10年債1.593%(-0.006)。上海総合が3581(+2.40%)で引けた。マザーズ指数の引け1133.48(+2.27%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。銀も品薄になっている。(了凡)