上げ底3万円に気迷い 今秋マネー大乱後に日本の時代 (2021.04.06)
週明け続伸。日経平均十字足の引け。後場膠着状態だ。前週末NY 休場、予想以上の米雇用統計、S&Pミニ先物高など好感し再び3万円回復。海運や証券、銀行を除き大半見送られた。■■■■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****) 2銘柄で120円貢献。上げ底の3万円に気迷いがうかがえる。2021年以降、世界中コロナ蔓延懸念が尾を引き財政赤字拡大。現在巨額の対策費投入に関心が高いものの、いずれ税収が大幅に減少し基礎的な財政収入の赤字が見込まれる。1992年、ソロスが英国債とポンド暴落を見越しショート(空売り)で勝ったのに似ている。イングランド銀が買いに回り完敗した。この上、米国債が限界となればショート横行。国債の価格が下がる一方で金利が上がり、FRBがいくら買っても二の舞とみられる。バイデン氏の米インフラ計画約220兆円に共和党が反発するのも尤もで、昨年来ヘッジファンドの空売りに市場が動揺しゲームストップ、アルケゴス・キャピタルに追証をもたらしたのが前触れ。4~5月米金融当局の市場安定措置で小康を取り戻しても、10~11月つかまる旨述べた。五輪、選挙も終わり尚更だ。半年先、マネー大乱の噂が流れている。しかし、米国債暴落に始まる「21世紀型大恐慌」が石油からエネルギー革命を促し交通革命も引き起こす点で興味深い。日本の場合、全国の高速道路が無料開放され、インターチェンジを核に「道の駅」が勢揃い。田園から本格的な産業革命が起きるという。都市から田園に約3000万人移動後、高速道路を地下に空いたスペースで再開発のプランもある。日本は世界最大の債権国。米国債保有トップ。貿易・経常収支黒字。個人金融資産1900兆円。このうち年金や保険など長期資産1200兆円。年間消費税収入の60倍になるという。ところが、国が巨額の資産を持て余し、国民は先行き不安と老後の資金不足に追われ手詰まりが現状。バブル崩壊とリーマン危機延べ30年、合成の誤謬に陥っている。日経平均が30年ぶり3万円を回復したのも因縁で、2001年同時多発テロ、11年東日本大震災に続き10年刻み3度目の関門。■■■■■■■■■■■■(****)と■■■■(****)が鍵を握っている。今秋日本の選挙と来年米中間選にかけてターニングポイント。米中対立がエスカレートすれば日本の株高に跳ね返り、日経平均4、5万円が視野に入る見通し。4月からアセンション(次元上昇)が始まり、グロースとバリューの循環物色になった。■■■■■■(****)と■■■(****)をコアに■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)が10年後の初動。■■■■(****)も面白い。全国2万5000の郵便局再構築を材料に化ける。郵便と通信のほか金融を通じて地産地消。■■■(****)と提携が第一歩だ。
日経平均先物によると、5日大証ミニ3万0085円(+0.03%)に対しラージ0090円、シカゴ先物同。現物と変わらない。ダウ先物3万3241ドル。同約90ドル高い。VIX恐怖指数17.92(-7.63%)、WTI原油先物60.13(-2.10%)。金先物1724(-0.21%)、ビットコイン円6,370,000(-1.26%)。方向感がない。現物の5日移動平均線2万9588円に25日線も上向きで上値を試す場面だ。
5日の日経平均235円高。大引け3万0089円。TOPIX1983(+11)。東証一部の出来高9億7200万株、売買代金2兆0900億円。値上がり1494(値下がり624)。10年債0.115%変わらず。米10年債1.720%(+0.002)。上海総合が3484(+0.52%)で引けた。マザーズ指数の引け1240.63(+0.09%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。マネー大乱後日本の時代といわれる。(了凡)