買いに分がある12日 主要通貨50年前から90%以上下落 (2021.03.12)
続伸。日経平均小陽線の引け。5日移動平均線2万8976円を上回った。10日ダウ464ドル高、ナスダック4.9ポイント安を受けグロース売りのバリュー買い。2極化が進み、12日メジャーSQを前にポジション調整。■■■■■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)で146円持ち上げ、海運や非鉄、電力・ガスなど出遅れが高い。米国の200兆円予算成立と日本の大震災10年鎮魂を物語るもので2万9000円固め。25日線2万9449円を上値の目安にボックス圏。12日引けでSQ値を上回るとバブルの走りだ。新たなテーマのもとでカネを回す仕組みがつくられ、機会損失を取り戻そうと運用資金が集まってくる。コロナ蔓延で世界中振り出しに戻りわかり易い。10日発表された2月の米消費者物価指数0.4%上昇。1月0.3%とあって米長期金利1.5%前半で小動き。逐一過熱感解消が見込まれる。15日以降WHO武漢報告や16~17日FOMCを踏まえ、20日春分にかけて10年後の初動形成と述べた。13日新月で変化日。12日買いに分がある。機関投資家が昨年末買ったものを売り、新旧入れ替えが予想されるためで来週流れが変わる見込みだ。ウォール街の現場によると、200兆円対策により供給制約と需要急増から今後数ヵ月インフレが進むといわれる。これに対し、FRBが持続性に欠け一時的に物価が2%を超えても21年度末再び下回る旨反論。さらに、5~6月インフレ率3.5~4%、2~3年2.5~3.5%説など比較的落ち着いたもの。テーマも大筋SDGs(持続可能な開発目標)とESGs(環境・社会・ガバナンス)に集約された。日本の場合、2050年カーボンニュートラルに尽きる。水素と新電池関連が有力。ホロスコープ(天体配置図)「風の時代」に合致するもので、物質から見えない意識や価値に転換が起きるという。コロナによって普段当たり前のことができないように、理不尽をただす上でカルマ(因果応報)の精算を迫られる。永田町や霞が関の不都合な事実が晒しものになり、有名人の不倫や家族のもめごとまで明るみに出る始末。時空を超えた高次元の情報によりコロナを通じてめいめいブラックホール脱出を迫られた。ニクションショック(1971)から50年。ブレトンウッズで定めた金本位制(1トロイオンス35ドル)に対し主要通貨が90%以上下落し、肝腎なドルが当時の2%足らずの価値に過ぎない。株価やビットコイン上昇がドル安によるもので、事実上準備通貨の役割を担っている。直近1年でもドルが主要6通貨に対し4.5%下がったという。長期金利が1.5%に上がっただけで大騒ぎ。相対的に安心・安全といわれる日本が駆け込み寺になることも考えられる。
日経平均先物によると、11日大証のミニ2万9135円(+0.34%)に対しラージ9140円、シカゴ円建て9140円と現物より約70円安い。ダウ先物も3万2271ドル(+0.33%)で同約30ドル安い。VIX恐怖指数22.10(-8.03%)、WTI原油先物64.98(+0.84%)。金先物1733(+0.69%)、ビットコイン円6,034,999(-0.27%)。破れかぶれのような印象を受けた。ドルの価値が長期的にどんどん下がる一方、株とビットコイン上げっ放し。春分以降バブル入りの公算が大きい。
11日の日経平均175円高。大引け2万9211円。TOPIX1924(+5)。東証一部の出来高13億7700万株、売買代金2兆8600億円。値上がり1558(値下がり570)。10年債0.100%(-0.020)。米10年債1.499%(-0.025)。上海総合が3436(+2.36%)で引けた。マザーズ指数の引け1172.07(+1.36%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)の出直りにかかってきた。(了凡)