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経済の体温計が潮目 コロナと米大統領選も目くらまし (2021.03.08)

 前週末続落。日経平均小陽線の引け。目先底打ちだ。5日米主要3指数急反発によるもので、2月の米雇用統計が市場予想を上回り、米原油先物も2年ぶり高値をつけ、金先物1700ドル割れ。過熱解消を飛び越し下げ過ぎの買い戻しが入った。4日FRB議長の発言が金利上昇やむなしと受け取られ、米10年債一時1.55%。翌日雇用統計発表直後1.62%に跳ね上がり、その後1.50%台半ばに収まった経緯によるもの。たくり足といわれ、2万8308円を安値に売り一巡とみられる。しかし、25日線2万9301円まで1000円がら空きで騙しも考えられる。12日メジャーSQ、15日以降WHO武漢調査結果を発表、16~17日FOMCなど関門。昨年末の冬至から立春、春分を通じて10年後の初動形成が目前に迫ってきた。AIや5G、DX(デジタルトランスフォーメーション)などハイテクを取り込み、2050年カーボンニュートラルを巡る大型バリューの復活を促すものでオールドジャパン最後のチャンス。水素、電池、モーターなどエネルギー革命を伴い、逐一マネーから実体経済に転換する見通し。5日、■■■■(****)がS安となり過去最高1万6000枚の大商い。潮目の最たるもので、米経済の体温計といわれる米長期金利が「日本化」か「米例外主義」か岐路。金融・財政総動員に追い込まれた米経済が一過性なら、来年「財政の壁」に見舞われ中間選までもたず乱高下。日本は太平洋戦争で米国に完敗し、バブル崩壊でも一敗地にまみれ右往左往。コロナと米大統領選により目くらましだ。今となれば、中庸。偏らず変わらないこと。■■■■■■(****)の★★社長(64)が率先している。河北新報によると、4日宮城県大衡村や大和町工場を視察し、東日本大震災後愛知、九州に次ぎ第3の生産拠点になった東北を激励。「変化の最前線で力を貸してほしい」と述べた。同震災から10年。毎年3月訪問しているもので、当初500億円の出荷が現在8000億円を数え、現地の雇用やインフラ、納税などに貢献。岩手工場で生産する「●●●」が国内外高く評価されている。震災当時状況把握に3週間かかったが、現在半日か1日という。今後EVの普及が見込まれ、どの車を選ぶかお客と市場が決める。フルラインアップで選択肢を広げるという。
 日経平均先物によると、5日大証ミニ2万9155円(+1.37%)に対しラージ9150円、シカゴ円建て9215円。現物より約300円高い。ダウ先物3万1502ドル(+2.02%)。同6ドル高い。VIX恐怖指数24.66(-13.69%)、WTI原油先物66.26(+3.81%)。金先物1698(-0.16%)、ビットコイン円5,235,672(-0.77%)。余震がうかがえる。コロナと米大統領選も目くらまし。ディープ・ステート(陰の世界政府)によるもので、前トランプ政権に打撃を与えるため、2019年1月から実行したという。米政府が火の車で全米世帯の4割が家賃や住宅ローンを払えない状況。NY市内の往来が2019年に比べ2割にとどまり、住民がフロリダに移転するケースも多い。この儘なら革命必至という。一方、コロナのワクチンが人間の二重螺旋DNAと違い、一筋の遺伝情報しか持たないRNAで構成され、遺伝子組み替えによる「人工ワクチン」であることがわかった。強欲なファイザーやアストロゼネカが自然界にない摂氏マイナス70度で保管し、即金で出荷しているという。
 5日の日経平均65円安。大引け2万8864円。TOPIX1896(+11)。東証一部の出来高14億3000万株、売買代金3兆1700億円。値上がり1352(値下がり753)。10年債0.080%(-0.055)。米10年債1.556%(+0.019)。上海総合が3501(-0.04%)で引けた。マザーズ指数の引け1167.90(-0.33%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。経済の体温計が潮目を迎えた。(了凡)