見込まれる過熱感解消 昨年3月をトラウマに乗り切る場面 (2021.02.25)
反落。日経平均安値引け。後場一段安だ。23日ダウ15ドル高(一時362ドル安)、ナスダック529ポイント安(-3.9%)が主因。米10年債一時1.39%、銅相場9000ドル台、ビットコイン5万ドル台など行き過ぎの反動。12日述べたガス抜きに相当する。26日米民党の追加対策約200兆円採決を前に、改めて緩和長期化を示唆したFRB議長証言を受けたもの。アップル一時6%安、テスラ同13%安とあって長期金利高止まりに伴う乱高下が目立つ。ビットコイン一時4万6951ドル(-13.3%)にも明らか。事実上1月29日から3週間以上ETF購入を見送っている日銀の影響が大きい。昨年11月19日~12月21日に次ぐもので、具体的に2万9000円以上見送り。このため、2万8000円台から買い下がりに分がある。27日満月で変化日の上、3月13日の新月直前にSQ。1週間後、春分で10年後の初動形成。3月にかけて「あっと驚く出来事」が起きるという。ホロスコープ(天体配置図)によるもので、天災・人災がついて回り、その都度好転する見通し。過熱感解消が見込まれ、ナスダックのほかダウ、S&P500種を巻き込み全面安になるとあく抜け。定石通り半値戻し、全値戻し・倍返しも考えられる。高値更新ひと握り。大規模緩和、記録的な財政出動にかかわらず、大型バリューの出遅れが顕著。確かに■■■■■■(****)と■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)4銘柄で日経平均250円安。これに対し陸・空運や不動産、倉庫など堅調。今期10円配当の■■■■(****)が市況回復を手掛かりに来期増配なら半値戻し。全値戻し・倍返しも視野に入る。DX(デジタルトランスフォーメーション)と全固定型電池実用化によるもので、10分充電で500㎞走る自動車を後押し。350億円投入を決めた電磁鋼板の能力・品質向上が生きてくる。柄にもなく、2月から■■■■■■(****)と■■■■■(****)を軸足に■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など関連銘柄と邂逅した。23日、■■■■■■(****)が東富士工場跡地で「ウーブンシティ」(未来の実証都市)の地鎮祭を実施。2050年カーボンニュートラルの口火を切った。日本人の開発したパソコンOSと全固定型電池が初動形成のベース。公益を優先するもので、世界標準も射程圏に入った。
日経平均先物によると、24日大証ミニ2万9860円(+0.74%)に対しラージ同、シカゴ円建て9875円。現物より約200円高い。ダウ先物3万1513ドル(+0.07%)。同約20ドル安い。VIX恐怖指数23.03(-1.79%)、WTI原油先物62.02(+0.57%)。金先物1805(-0.01%)、ビットコイン円5,348,900(+3.14%)。ポジション調整とみられる。日経平均現物の場合、5日移動平均線3万0074円と25日線2万9101円が上下の目安。3月12日のSQに向けて買い戻しが見込まれる。一時的であれ、1920年代の好景気に似通った場面。昨年3月をトラウマに乗り切るところだ。100年前のスペイン風邪も第3波で頭打ちになった。
24日の日経平均484円安。大引け2万9671円。TOPIX1903(-35)。東証一部の出来高15億7000万株、売買代金3兆4600億円。値上がり605(値下がり1523)。10年債0.120%(+0.005)。米10年債1.366%(+0.007)。上海総合が3564(-1.99%)で引けた。マザーズ指数の引け1219.71(-4.31%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。23日、サウジのヤマニ元石油相が死去。享年90歳。石油に代わる新しい技術が生まれたのに見合っている。(了凡)