定石通り週明け安い 選挙に限らずブロックチェーン (2021.01.18)
前週末6日ぶり反落。日経平均中陰線の引け。目先天井をつけた。15日米主要3指数続落にも明らかで、1 4日バイデン氏追加対策200兆円発表が主因。材料出尽くしとみられ、シカゴ円建て現物より314円安。ダウ先物も同191ドル安で週明け安い。18日中国10~12月期GDP発表、20~21日に日銀政策決定会合。20日米大統領就任式、21日ECB理事会。翌週FOMC、国内第3四半期発表など調整と背中合わせ。ものによると、積み上がったショートポジションの買い戻しで戻り高値更新も考えられる。受け売りだが、19日に限る。トランプ氏の任期終了前日で、13日米下院で弾劾された決議案が上院で審議される日。在任中可決できない。20日バイデン氏が大統領に就任し、上院多数派が民主党になり100日をめどに可決を目指す運び。辞任後、トランプ氏を弾劾するわけだ。トランプ氏と彼の支持者が民主党の不正に目覚め、2022年中間選と24年の大統領選で復讐の構え。不正でなく正当な手順によるもの。このため、民主党は弾劾でトランプ氏の公民権を取り上げ再立候補を阻むのが狙い。トランプ氏は自分を支持するテロリストが米政府を倒すのを扇動した罪で弾劾されたが、政府転覆でなく民主党の不正に対する抗議でデモ行進した。バイデン氏はトランプ派を「テロリスト」に指定する反テロ体制を用意。従来の国際反テロ体制を国内向けに改める見通し。米追加経済対策が想定内で米指数先物安然り。14日長い上ヒゲを出し定石通り下押し。依然、5日移動平均線2万8395円を上回り力強い足取りだ。29日(金)満月を変化日に2月3日(立春)、3月20日(春分)で初動のスキームを固めるところ。14日クロス■■■■(****)を紹介し、■■■■■■(****)に続くブロックチェーン関連銘柄に的を絞った。選挙に限らず不正が困難で履歴もついて回る。コロナ禍、DX(デジタルトランスインフォメーション)を立ち上げキャッチアップ。2018年に上場来高値1740円をつけ、倍返し2800円が視野に入った。面白いのがForesightの記事。2020年末の「実質株価」が年初と同じ。「円建て」を「金建て」に換算したもので事実上横ばい。投資家がカネのなる木を探している。日銀ETF購入やGPIFの株シフト、企業自社株買いなどいびつな需給がガラパゴス。2018年以降、外資が3年連続売り越し。20年だけで3兆3635億円にのぼる。国内勢が吸収し、直近「円建て」・「金建て」でも日経平均の下落率が変わらない水準。この上、コロナと米大統領選の帰趨が鍵を握っている。ブロックチェーンが市場価値を左右しそうだ。
日経平均先物によると、15日大証ミニ2万8370円(-0.33%)に対しラージ同、シカゴ円建て8205円。ダウ先物3万0623ドル(-0.93%)と反動安。VIX恐怖指数24.34(+4.69%)、WTI原油先物52.06(-2.82%)。金先物1827(-1.27%)、ビットコイン円3,875,403(+0.91%)とまちまち。和戦両様だ。
15日の日経平均179円安。大引け2万8519円。TOPIX1856(-16)。東証一部の出来高12億4900万株、売買代金2兆8300億円。値上がり486(値下がり1652)。10年債0.030%変わらず。米10年債1.094%(-0.035)。上海総合が3566(+0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け1217.51(+0.83%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。16日、日経2面でAI、ノーベル賞級に迫る。生物学50年来の難題に解決策と7段抜きの報道。つかえが下りた。(了凡)