証券ビュー

アンコール伊勢町

年明け動くなのサイン 来年の立春、春分になるとわかる (2020.12.30)

 全面高。日経平均大陽線の引け。ボックス圏を上放れた。米主要3指数最高値更新が主因。トランプ氏の署名によりコロナ追加対策成立や失業給付の特例措置再導入、連邦政府の一部閉鎖回避など織り込み済み。にも拘らず、米下院が個人給付を1人当たり600ドルから2000ドルに引き上げ可決。上院に送付したところがミソ。トランプ氏に同調するもので、賛成275(反対134)と可決に必要な3分の2を上回りリスクオン。材料出尽くしを呼び水に買い戻しが広がったという。手前ども受け渡しベースで新年初商い。短期筋の先物や裁定買いが目立ち、前日損益通算売り一巡から需給好転。薄商いの中、値を飛ばした。1990年8月以来30年ぶりの高値というが、関係分の■■■■■■■■(****)と■■■■■■■■■■(****)に■■■■■■■(****)3銘柄で260円(36%)貢献。前日述べたように大筋7割マイナスでいびつ。30日満月で売りに分がある。年明け1月5日、米上院ジョージア州2議席決選結果により前提が崩れる恐れもあり一喜一憂。一部の値嵩株が派手に飛ばし表向き活況でも、市場の体温が平熱のまま。循環しないところに問題がある。日経平均先物によると、29日大証ミニ2万7660円(+0.33%)に対しラージ7650円、シカゴ円建て7645円と現物より約80円高い。ダウ先物3万0458ドル(+0.51%)。同様に55ドル高い。VIX恐怖指数21.42(-0.51%)、WTI原油先物48.33(+1.49%)。金先物1881(+0.05%)、ビットコイン円2,778,923(-1.84%)。幕間に置かれた。年末年始、期待と不安が綱引き。来年1月の新月が13日(水)で年明け動くなのサイン。米国が民主党政権(オバマ氏2期)に懲りて共和党のトランプ氏を立て復活を決意。独立戦争(1775~83)や南北戦争(1861~65)に匹敵する革命もどきの内戦に入った。過去の戦争利権や国際金融資本に決別。米国の原点に戻ろうとする流れが根底にある。バイデン氏は既得権側の代表で日本の首相も旧態依然のまま。人材と予算を確保しても次世代の設計図がないと前に進めない。英国がエリザベス女王(94)後を描けないのも原点を失ったため。来年EUから抜け出すと国内投資がなくなる見通し。米大統領選の場合、これまで以上不正が目に余るといわれ、現状のまま就任式を強行したところでバイデン氏の政策実現が困難。戒厳令や出直し選挙が取り沙汰される所以。当方も無策な上、現状肯定で反動が大きい。来年1月5日から20日にかけて世界の運命が決まる。米主要3指数や日経平均のように、指数貢献銘柄一握り。7~8割使い物にならない。しかし、米中が日本企業を取り込みたいのも事実でコロナ第2・3波を目くらまし。事実上、M&Aで傘下に収める公算もある。その点、■■■■(****)の米国電炉や■■■■(****)の水素製鉄構想も新たな手掛かり。カネやモノ、人材だけで何も解決しない。米国と同様に日本がどうあるべきか。来年の立春(2月3日)、春分(3月20日)になるとわかる。
 29日の日経平均714円高。大引け2万7568円。TOPIX1819(+31)。東証一部の出来高10億2000万株、売買代金2兆2000億円。値上がり1814(値下がり316)。10年債0.020%(+0.005)。米10年債0.944%(+0.015)。上海総合が3379(-0.54%)で引けた。マザーズ指数の引け1192.10(+2.60%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。世の中どうなるか。教養が問われるという。(了凡)