証券ビュー

アンコール伊勢町

来年前半初動がベース リスク要因が先行すると後半3万円 (2020.12.29)

 週明け反発。日経平均小陽線高値引け。思わせぶりだ。27日トランプ氏が渋々追加景気対策・歳出法案に署名し、時間外取引で米株先物高も手掛かり。年内受け渡し最終日。大型株が損益通算売りをこなし買われた。
この上、21日の年初来高値2万6905円更新が目安。その点、30日満月で売りに分がある。年明け1月5日、米上院ジョージア州2議席決選結果で前提が崩れる恐れもあり、オプションとボラティリティ先物が懸念の高まりを示唆しているという。民主党勝利で米10年債1%回復、共和党ならちゃぶ台返し。ねじれ状態で折り合いをつけやり繰り算段。どちらも影響が大きいだけに予断を許さない。世界中QE(量的緩和)、財政出動、ワクチン接種を巡りスーパー金融相場にはまった。コロナ危機と背中合わせで中長期化。やがてQEが行き詰まり、金融危機やインフレにより底が抜けるという。仮にそうでも、新興国が口火とみられ先進国に及ぶまで時間稼ぎ。長引くコロナ・米大統領選の顚末が鍵を握っている。米国議会が大統領選に物言い。12月22日、封印された選挙人による投票結果が副大統領に渡り、不正事実が明らかになれば開封拒否。追って米国家情報長官のレポートが注目される所以。ドミニオンの開票システムに中国関与の疑いが絶えないためだ。ワシントンの地下で何か動いているという。内閣支持率急落と連動するもので、主要メディアがGo To停止と相まって日本叩き。総選挙も視野に入った。「桜を見る会」追及が目くらましになっている。日経平均先物によると、28日大証ミニ2万6795円(+0.06%)に対しラージ6800円、シカゴ円建て6795円と現物が60円割高。ダウ先物3万0251ドル(+0.47%)。先物が50ドル高い。VIX恐怖指数21.91(-6.01%)、WTI原油先物48.73(+1.04%)。金先物1887(+0.23%)、ビットコイン円2,769,793(+2.03%)。ドル安を織り込み始めた。道理で関係分の■■■■■■■(****)が戻り高値を更新している。来年ドル安が基本とみられ100円割れ。1割安も考えられる。日米購買力平価によると、2019年末101円半ば。相対的に高いドル金利と日本の実質金利低下で小康を保ってきたが、再び円に上昇圧力がかかっている。デジタル・暗号通貨の台頭により基軸通貨の棄損が避けられないという。このため、年明けリスク要因が先行すると調整入り。ホロスコープ(天体配置図)によると、12月22日を境に流れが変わり、来年立春(2月3日)と春分(3月20日)で初動完成。これらをベースに後半日経平均3万円と述べた。今年、年初から日経平均2999円(12月25日現在)上昇にも拘らず7割マイナス。■■■■■■■■■■(****)や■■■■■■■(****)など7銘柄の貢献が正体という。米国と相似でいびつな構造がさらに拡大する見通し。年明け初動を通じて倍返し、テンバガーのチャンスもある。
 28日の日経平均197円高。大引け2万6858円。TOPIX1788(+9)。東証一部の出来高10億0900万株、売買代金1兆9600億円。値上がり724(値下がり1377)。10年債0.015%変わらず。米10年債0.949%(+0.18%)。上海総合が3397(+0.02%)で引けた。マザーズ指数の引け1161.87(-0.02%)。値上がり率ランキングによると、関係分で、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。来年前半初動がベースだ。(了凡)