この儘で収まらない 年明け20日就任式にかけて転機 (2020.12.18)
前日に続きまちまち。日経平均「陽のコマ」。5日移動平均線2万6727円も横ばいだ。16日ダウ44ドル安(15日337ドル高)を受け1ドル103円台の円高。ビットコイン高騰が目立つ。コロナ感染者最多更新、米大統領選後遺症が尾を引く中で手詰まり。米小売売上高(11月)が落ち込み、米追加経済対策9000億ドル規模。FOMCでFRBの緩和長期化も伝えられ気迷い。にも拘らず、■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■■(****)が締まった。コロナと米大統領選を引き回し量的緩和続行で目くらまし。100年前スペイン風邪でダウ100ドルから381ドル(1929年)まで持ち上げたのに似ている。その後暴落し大恐慌に見舞われた。2009年メキシコの新型インフルエンザ、03年SARS、1968年香港風邪でも感染症対策の金融緩和が手掛かり。年末年始コロナ感染がピークに差し掛かる一方、14日選挙人投票を受けて来年1月6日下院が結果確認。同20日正午就任式にかけて転機。コロナ禍、市場もふるいにかかる見通し。トランプ氏が1980年代初めレーガンやサッチャーにより30年続いた「新自由主義」と決別。保護主義や孤立、中国との対立によって米国の活路を見出す政策に切り替えたのが有力な見方。戦争屋や国際金融資本といわれるディープ・ステートの抵抗が強力で、国内のほか海外でも米民主党に巨額の資金が動き不正の温床といわれる。米民主党が左派と中道の寄り合い所帯で既得権を守ることに終始。1から10まで反トランプ氏、反コロナに明け暮れたのが致命的。年明けバイデン氏の就任式に出席しないばかりか、当日2024年出馬表明に言及。これまで通り型破りの政治集会に意欲。土壇場でひっくり返る公算もある。元老格のキッシンジャー氏(97)を馘にして腹をくくった。金融でいえば、FRB(連邦準備制度)を廃止。中央銀行でなく自前の国立銀行をつくり新券発行。国内と海外の資本移動を制限するという内容。世界中動転して底が抜ける。あと4年、最終的にトランプ氏と述べた所以。年明けふるいにかかりそうだ。ケネディ暗殺(1963)に匹敵するもので、当時のケネディドル構想がトランプ版にバージョンアップ。世界恐慌(1929)がきっかけという。テキサス州の司法長官が不正投票を門前払いした米最高裁に反発。州レベルで同調する動きが広がり事実上内戦になった。もはや、デジタルとアナログ2面作戦。ブロックチェーン(分散型台帳)を使って不正をなくすほかない。
日経平均先物によると、17日大証ミニ2万6750円(-0.07%)に対しラージ同、シカゴ円建て6755円変わらず。現物より50円安い。ダウ先物3万0206ドル(+0.44%)。逆に50ドル高い。VIX恐怖指数22.01(-3.84%)、WTI原油先物48.09(+0.56%)。金先物1878(+1.06%)、ビットコイン円2,322,026(+5.27%)。右往左往している。16日のFOMCでFRB議長が大きなジェスチャーで緩和長期化を発表。直後にビットコインが急騰した。量的緩和打ち切り、経済再開、資金回収と一線を画した動き。土壇場でひっくり返ると待ったなし。玉突きで巻き戻しが始まる。
17日の日経平均49円高。大引け2万6806円。TOPIX1792(+5)。東証一部の出来高11億4000万株、売買代金2兆5400億円。値上がり849(値下がり1253)。10年債0.005%変わらず。米10年債0.924%同。上海総合が3404(+1.13%)で引けた。マザーズ指数の引け1185.22(+2.41%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)など。この儘で収まらない。(了凡)